お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2018年04月30日

B型肝炎再活性化

B型肝炎再活性化は今の時代では
どこの科でも注意が必要なものだと思います。

定義はHBVキャリア or 既感染が
化学療法、免疫抑制療法を受けてHBV-DNAが増えることです。

特に既感染からの再活性化を特にde novo肝炎と呼びます。
ベースの感染状態についての分類は
HBVキャリア 定義を参照してください。

どの科で研修していても内科であれば
化学療法か免疫抑制薬を使う人と
出会うことは珍しくないでしょう。

重要なのは発症したら重症化・劇症化する頻度が高く
死亡率がとても高いという点です。

ですから予防をきちんと行うことが重要で、
研修医くんが担当になった時に
しっかり予防策がされているかを
チェックすることは重要です。

HBs Ag+ならHBe抗原、HBe抗体、HBV DNA定量が
測定されているのかを確認しましょう。
キャリアではできるだけ早期に
核酸アナログを投与する必要がありますので、
免疫抑制・化学療法前に肝臓専門医にコンサルトしましょう。

HBs抗原陰性ならHBc抗体とHBs抗体を測ります。
HBc抗体 or HBs抗体陽性なら(既往感染と言えるので)
HBV DNA定量で1.3 log IU/mL(20 IU/mL)以上なら核酸アナログを使用。
1.3 log IU/mL未満ならモニタリング(HBV DNA定量を1回/月、AST/ALTを1回/月で)

HBc抗体とHBs抗体陰性なら通常通りの対応です。

「過去のデータを見ていたらHBs Ag陽性なのですが、
 再活性化の検査や予防薬は要らないでしょうか?」

そんなことを研修医くんが言ってくれたら
きっと上司は感動すると思います。笑

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 08:58 | Comment(0) | 消化器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月29日

KL-6

KL-6は間質性肺炎のモニターで
よく使用されているものです。

名前の由来は肺癌 マーカー
記載した通りです。

KL-6の構造はコア蛋白のcDNA構造から
I型ムチンのMUC1に分類されるものです。

肺癌細胞と正常肺のII型肺胞上皮細胞で
発現しているとされています。

線維芽細胞に対する走化性物質としての
機能があるようでIPの原因なのかもしれません。

さて。。。

血清濃度の上昇のときに考えるべき
鑑別疾患を知っておきたいものです。

高率に陽性となる(70-100%)
 特発生間質性肺炎
  上昇する理由
   肺胞上皮の障害があり上皮細胞が再生する過程でKL-6の産生亢進が起こる
 過敏性肺炎
 放射性肺炎
 膠原病関連間質性肺炎
 サルコイドーシス肺野型
 ニューモシスチス肺炎
 サイトメガロウイルス肺炎
 肺胞蛋白症
 石綿肺
 重症薬剤性肺障害

中等度の陽性率(30-70%)
 びまん性汎細気管支炎
 広範囲な病変を示す肺結核
 肺癌
 膵癌
 乳癌

特に悪性腫瘍で上がることがありますので
注意が必要です(^^)

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 21:59 | Comment(0) | 呼吸器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月27日

C型肝炎ウイルス

C型肝炎ウイルス(HCV)とは!

C型肝炎の患者さんがやってきたが、
その原因について知らないのは
何というか片手落ちな気がします。

ということで自分の知っていることを
研修医くんにもお伝えします。
(間違いがあれば指摘していただければ助かります)

フラビウイルスに分類されます。

構造は1本鎖RNA(+)で、ORFは1箇所です。
 遺伝子の構造
  C、E1、E2、p7、NS2、NS3、NS4A、NS4B、NS5A、NS5B
   Cはcore蛋白を作る
   Eはenvelope蛋白を作る
   NSは非構造蛋白領域
    NS3、NS4はプロテアーゼ
    NS5Aは核酸複合体形成に必要な部分
    NS5Bはポリメラーゼ

上記の機能が分かってくると
DAAのターゲットが分かってくるので
何となく楽しい気がしてきます。笑


遺伝子によって6種類に分類されます。

1型:世界中(IFN抵抗性)
 1a:欧米に多い
 1b:日本に多い(日本の患者の70%)

2型:世界中(比較的IFN感受性が高い)
 2a:(日本の患者の20%)
 2b:日本に多い(日本の患者の10%)

3型:南アジア(タイ)
 3a
 3b

4型:中近東-アフリカ

5型:南アフリカ

6型:香港

DAAが出てくるようになって
インターフェロン抵抗性については
あまり必要のない知識になりつつあるかもしれません。


感染経路は大きく分けると2つ。

まずは血液を介するパターン。
 針治療
 刺青、入れ墨
 ピアスの穴開け
 麻薬の静注(回し打ち)
 医療機関での感染
  針刺し
  輸血、血液製剤

次に体液を介したパターン。
 性交渉

そんなところでしょうか。
というか自分の知識はこれくらいが精一杯です。
お役に立てば!笑

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 23:22 | Comment(0) | 消化器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち