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2018年08月20日

髄膜炎菌

髄膜炎菌(Neisseria meningitidis)は
その名の通り髄膜炎の起炎菌として有名です。

髄膜炎菌感染症について勉強するために
まずは髄膜炎菌そのものについて勉強しましょう。

髄膜炎菌は莢膜多糖体の抗原によって分類され、
13種類の血清群があります。
その中で5つの血清群(A、B、C、Y、W-135)が
感染症を引き起こすと言われています。

感染形式は飛沫感染で
容易にヒト-ヒト伝播すると言われています。

健常人の鼻粘膜に保菌されているのですが、
以下のようなリスクがあれば予防接種も必要です。

 脾摘患者
 脾機能低下
 集団生活(寮生活など)
  JAMA. 2001 Aug 8;286(6):688-93.
  N Engl J Med. 2001 May 3;344(18):1378-88.
 第5-9補体欠損症

上記の中で寮生活がリスクになるというのは
初めて知った時は個人的にはとても驚きました。

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posted by いしたん at 23:23 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月19日

麻疹 予防接種

麻疹の予防接種は2006年から
2回接種になりました。

年齢は1歳で1回目、
6歳で2回目を打ちます。

2005年までは1回だったのですが、
毎年のように全国的な流行が起こっていました。
「麻疹輸出国」とまで揶揄されていたことから、
全国的な対策の一環として
変更されたのだと思います。

その成果として、麻疹 流行でも記載した通り
その後は日本の土着株の発生がありません。
2015年3月にはWHO西太平洋地域事務局から
「排除状態にある」と認定されたようです。

日本の子供たちのためにも、
世界にはしかを輸出しないためにも、
しっかりとワクチンは受けてもらいたいです。

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posted by いしたん at 12:35 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月18日

カルバペネマーゼ

カルバペネマーゼはとても恐ろしい
細菌の耐性獲得の機序の一つです。

ESBL産生菌など日常診療でも
見られる耐性菌をやっつけるために
最後の切り札がカルバペネムとなることが多いからです。

まずは種類を知りましょう。
構造から以下のように分類されているようです。

KPC(Klebsiella pneumonia Carbapenemase)
 世界的には最も拡散しているもの

メタロβラクタマーゼ
 IMP
  日本で最も多いもの
 VIM
 NDM
 カルバペネム以外のβラクタム薬の分解能
  アズトレオナムの分解能は低い

OXA-48

OXA-48-like
 カルバペネム以外のβラクタム薬の分解能
  広域セファロスポリンの分解能は低い

ポイントはカルバペネム以外の
βラクタム系の薬の分解能が
それぞれ若干異なるということです。

そこに治療の可能性はあると思います。

でも、メロペネムなど最後の砦が効かなくなるならば
僕らが感染症に負けてしまう時代が
そう遠くないのかもしれません。

こ、怖いです。。。

とにかくメロペネムとバンコマイシン併用だー!とか
やってる先生もいますが
カルバペネム耐性を産み出さないためにも
適切な抗菌薬の使用を行っていただきたいです。

研修医のうちに抗菌薬治療の原則を
しっかりと学びたいものです。

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posted by いしたん at 22:39 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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