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2019年12月26日

肥大型心筋症 合併症

肥大型心筋症とは
左室 or 右室心筋の肥大と心肥大に基づく
左室拡張能低下を特徴とする疾患群と
心筋症診療ガイドライン2018年改訂版で定義されています。

肥大型心筋症には重大な合併症があり、
突然死、心不全、心房細動、Afによる脳梗塞、
この4つは知っておきたいところです。

突然死は危険因子を評価して
リスクが高ければ植え込み型除細動器などを
検討します。

 突然死の主要な危険因子
  心停止(心室細動)
  自然発症の持続性心室頻拍
  突然死の家族歴
  原因不明の失神
  著しい左室肥大(左室壁厚 ≥ 30 mm)
  ホルター心電図による非持続性心室頻拍
  運動に伴う血圧反応異常
 可能性のある危険因子
  拡張相肥大型心筋症
  左室心尖部心室瘤
  左室流出路狭窄
  MRIによる広範な遅延造影像
  心房細動
  危険度の高い遺伝子変異
 修飾可能な危険因子
  激しい身体運動(競技)
  冠動脈疾患

上記をいしたんは知っていますが、
AHA 2011年(J Am Coll Cardiol. 2011 Dec 13;58(25):2703-38.)や
ESC 2014年(Eur Heart J. 2014 Oct 14;35(39):2733-79.)などを
読んでみてください。

心不全は通常の心不全治療ではなく
HCMの病態に応じた治療が必要とされます。
 JACC Cardiovasc Imaging. 2017 Nov;10(11):1374-1386.
 JACC Heart Fail. 2018 May;6(5):353-363.

つまり以下の様な分類を行い
それに応じて治療を行います。

 左室流出路圧格差が主因のもの
 左室流出圧格差の関与の少ない左室駆出率が保持されたもの
 左室駆出率の低下した拡張相肥大型心筋症

心房細動はHCMの30%にみられるものです。
CHA2DS2-VAScスコアでの
治療適応判断は妥当ではなく
禁忌がない限り抗凝固薬を使うとされています。
Eur J Heart Fail. 2015 Aug;17(8):837-45.

書き切れないくらい奥が深い疾患ですから、
肥大型心筋症 ガイドラインは一読してください。

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posted by いしたん at 21:32 | Comment(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月25日

急性中耳炎

急性中耳炎の診断は救急帯などで
一般内科でもたまにすることがあります。
診断と重症度については
耳鼻科医でなくても知っておきたいですね。

診断については鼓膜所見が
非常に重要視されています。

米国小児科学会2013では

 中等度〜高度鼓膜の膨隆 or 急性外耳炎に起因しない耳漏
 鼓膜の軽度膨隆と急性に(48時間以内)発症した耳痛
 中耳貯留液がない(ティンパノメトリー・気密式耳鏡検査)場合は急性中耳炎の診断はNG

と記載されています。

診断の後は重症度です。



小児急性中耳炎診療ガイドライン 2018年版

では、、、

 24ヶ月齢未満は3点を加算
 耳痛:なし(0)、痛みあり(1)、持続性高度疼痛(2)
 発熱:37.5度未満(0)、37.5度から38.5度未満(1)、38.5度以上(2)
 啼泣・不機嫌:なし(0)、あり(1)
 鼓膜発赤:なし(0)、ツチ骨柄 or 鼓膜の一部の発赤(2)、鼓膜全体の発赤(4)
 鼓膜膨隆:なし(0)、部分的な膨隆(4)、鼓膜全体の膨隆(8)
 耳漏:なし(0)、外耳道に膿汁があるが鼓膜観察可能(4)、鼓膜が膿汁のため観察できない(8)
 >>>
 軽症:5点以下
 中等症:6-11点
 重症:12点以上

とされています。

急性中耳炎はとても奥深いですね〜。

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posted by いしたん at 22:33 | Comment(0) | 耳鼻科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月24日

逆紹介

逆紹介が増えています。
というのもうちの病院で医師の数が減り、
ドクター一人当たりの外来患者数さんが
増えていくことが決まったからです。

こういう時に患者さんがおっしゃるのは、
「何かあったら心配だから拒否する」
ということです。
長い間一つの施設で見てもらっていると
そういう気持ちは人情としてはよくわかります。

とにかく決まっているので!
と患者さんにいってしまうと
喧嘩になってしまいますよね。汗

こういうときに同じ立場で
言い合ってはいけません。
医者ですからね。

自然経過や予後を語るのは
説得のための一つの方法だと思います。

この治療でこうなっている場合は
そういったことになる可能性は
まずないと思います。

といった具合に科学的根拠を
お示しするのは良いと思います。

あとは・・・

一旦治療継続を依頼するだけで
ご心配のような状態になったら
また紹介してもらって来ていただいたら
問題ないんだとお伝えするのもいいでしょう。

団塊の世代が高齢者となり
一気に病院の需要が高くなると思われます。
病院の住み分けがより一層
重要になってきますね。

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posted by いしたん at 22:18 | Comment(0) | 病院経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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