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2020年09月18日

アレルギー検査

アレルギー検査については
特にI型については知っておきましょう。
アナフィラキシーの原因検索などで
使うことがあるからです。

血液検査
 CBC
  好酸球
 血清総IgE(RIST法)
 IgG
 IgG4

喀痰検査
 好酸球

鼻汁検査
 好酸球

抗原特異的IgE抗体測定法
 RAST
  ペーパーディスクにアレルゲンを固層化する
  クラス判定はIgE抗体価を「0〜6」の7段階におおまかに分けたもの
  クラスが高いほどアレルゲンの可能性が高い(重篤な症状の危険性あり)
   クラス1は疑陽性(アレルゲンである疑い)
   クラス2以上は陽性(アレルゲンの可能性が高い)
   クラス4以上は強陽性(大部分の患者さんがアレルギー反応を示す)
   ※ただしIgE抗体が証明されても症状が認められないこともある
 CAP RAST
  RASTより感度が高い
  セルロース誘導体(イムノキャップ)にアレルゲンを固層化する
  マイクロプレートを使うため省力化
 MAST
  16種類のアレルゲンを結合したチェンバーを使う
  ペルオキシダーゼ標識抗ヒトIgEによるCLEIAでの測定
  特異性が高い
 AlaSTAT
  ビオチン化アレルゲン結合可溶性ポリマーを使う
  抗原抗体反応を液相で施行する
  酵素免疫測定で計測する
 QAS
  1本のディップスティックで7項目のアレルゲンを酵素免疫測定法で検出
  スクリーニングとして使う
 FAST
  アレルゲンをマイクロプレートに固層化して蛍光酵素免疫測定法で測定
 LUMIWARD
  血清中の抗原特異的IgEをビオチン化抗原、抗ビオチン抗体結合磁性ビーズに反応させる
  アルカリホスファターゼ標識抗IgE抗体を反応させる
  化学発光酵素免疫測定法
 VIEW39
 >>>
 比較
  感度
   CAP RAST、LUMIWARD、FAST>AlaSTAT>MAST
  特異度は感度の逆

ヒスタミン遊離試験(HRT)
 特異抗原刺激により末梢血好塩基球からのヒスタミンを測定する
 >>>
 全血法
 細胞分離法
  感度が高い
 
特異抗原によるリンパ球刺激試験(cf)

皮膚反応
 皮内テスト
  方法
   アレルゲン液0.02 mLを皮内注射
   15-20分後に判定
   膨疹9 mm、紅斑20 mmのいずれかで陽性
  感度と定量性に優れる
 スクラッチテスト
  原理
   真皮内の肥満細胞上に存在する抗原特異的IgE抗体が抗原と結合して変化が起こる
  方法
   掻破器を皮膚に垂直に立てる
   表皮のみを出血させないように3-5 mm程度針先で傷つける
   アレルゲンを含む診断液を滴下する
   15-20分後に判定
   膨疹5 mm、紅斑15 mmのいずれかで陽性
 プリックテスト
  スクリーニングに使う
  スクラッチテストより非特異的反応が少なく信頼性が高い
  方法
   アレルゲンを含む診断液を皮膚に滴下
   木綿針で出血させない程度に斜めに軽く刺し少し持ち上げるようにする
   判定はスクラッチテストと同様
 プラウスニッツ・キュスネル反応

除去・誘発試験
 臨床症状の原因診断の確定になる
 重症喘息発作などを誘発するリスクがある
 >>>
 吸入誘発試験(気管支喘息の場合)
 鼻粘膜誘発試験(アレルギー性鼻炎の場合)
 眼誘発試験
  吸入誘発試験と一致率が高い
 食物除去・誘発試験

といった項目が検査に使われています。
参考になれば!

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posted by いしたん at 03:54 | Comment(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月17日

クリニック 開業 承継

クリニックを開業する先輩や同期が
結構増えてきたいしたんです。

もちろん全て1から開業するドクターもいますが、
承継する先生も少なくありません。

直近の先輩は3000万円支払って
あるクリニックを承継しました。

後継者不足などで事業を売ろうとする先生は
もちろんお爺ちゃん先生だったので、
カルテのシステムなどいろいろ古かったようです。

施設の改修などで結局は
1から開業するのと
同じくらいお金がかかったそうでした。

でも最初から患者さんがいらっしゃるので
「患者さん来ないかなー・・・」
と待ちぼうけすることがないので、
とても良かったということでした。

親が医者じゃなくても
そんな開業の仕方があるんですね。。。

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posted by いしたん at 05:52 | Comment(0) | 在宅医療 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月16日

アジュバント

アジュバントとは日本語では
免疫助成剤といいます。
(Immunologic Adjuvant)
ラテン語の「助ける」が語源だそうです。

ワクチンにとって重要な要素の一つです。

機能としては、、、

抗原を体内に長期間留めて徐々に拡散させる
 →長期間免疫系を刺激し続ける

投与局所に炎症を引き起こす
 →マクロファージを集めて抗原を貪食・提示する

所属リンパ節のT細胞・B細胞の活性化を増強する

といったことがあります。
アジュバントにより免疫応答を誘導できる確率が
上がるということが重要です。

以下のように様々な種類のアジュバントがあります。
水酸化アルミニウムはその代表だと思います。

■分類・種類
沈降性アジュバント:抗原が吸着する無機物の懸濁水溶液
 アルミニウム塩
  水酸化アルミニウム(アラム・Alum)
  AS04
 水酸化ナトリウム
 リン酸化カルシウム
 リン酸化アルミニウム
 ミョウバン
 バイオポリマー
 など

水中油型アジュバント:抗原水溶液を鉱油で包み込みミセルを作り、乳化した溶液
 流動パラフィン
 フロイントアジュバント
 ラノリン
 ミネラルオイル
 植物由来界面活性剤
 MF59
 AS03
 など

その他アジュバント
 植物成分
  サポニン
 リピドA
  MPL(TRL4のリガンド)
 タンパク質
  フラジェリン(TRL5のリガンド)
 核酸
  2本鎖RNA(TRL3のリガンド)
 非メチル化CpGオリゴデオキシヌクレオチド(CpG-ODN、TRL9のDNAリガンド)
 STINGリガンド(細菌のセカンドメッセンジャーや宿主由来のジヌクレオチド)
 Resiquimod R848(TLR7/TLR8リガンド)
 Pam3CSK4(TLR1/TLR2リガンド)
 二成分アジュバント
  GLA-SE
   glucopyranosyl lipid AがTLR4アゴニストでstable emulsionはスクワランオイル乳液
 サイトカイン
  IL-12
  GM-CSF
  IFNγ
 カチオン
  DOTAP
  DDA
 シクロデキストリン(添加剤)
 リポソーム
 α-GalCer
 大腸菌の易熱性エンテロトキシン誘導体(LT-K63)

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posted by いしたん at 05:03 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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