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2020年11月21日

脊柱側弯症

脊柱側弯症って意外といるな。。。

ある企業で検診のアルバイトに行って
胸写の読影をしているのですが、
自分の思っていた以上に側弯の指摘をする
患者?さんが多くて驚きました。

ということで少し勉強してみました。

脊椎側弯症は以下のようにまずは分類されます。

機能的脊柱側弯症
 椎骨自体には形状変化がない
構築性脊柱側弯症(狭義の脊柱側弯症)

そして機能的脊柱側弯症は更に以下のように分類されます。
 疼痛性側弯:主に腰椎に発生する
 代償性側弯:骨盤の側方傾斜の代償

構築性脊柱側弯症は
以下のような原因が考えられています。

特発性側弯:最多(全側弯症の70-80%)
症候性側弯
 神経筋性側弯症
  側弯の進行が早い
  脳性麻痺
  脊髄前角炎
  脊髄空洞症
  脊髄性筋萎縮症
 先天性側弯症
  先天性脊椎奇形
  肋骨奇形
  クリッペル・フェール(Klippel-Feil)症候群
 神経線維腫症側弯
間葉性側弯
 マルファン症候群
 エーラスダンロス症候群
変性側弯症
 加齢による椎間板変性による
  変形性脊椎症

最も多い特発性側弯症は発症年齢により
以下に分類されます。

 乳幼児側弯症
  3歳未満で発症
  男児に多い
  左凸側弯が多い
  自然寛解することも急速進行することもある
 若年性側弯症
  3-10歳で発症
  性差なし
  左胸椎側弯が多い
  急速に進行する症例が多い
 思春期側弯症
  11歳以上の思春期に発症
  85%が女子
  右凸胸椎側弯が多い
  成長完了とともに進行は停止する

女性の多い企業で側弯症を多くみたのですが、
思春期側弯症は女子が大半を占めるようなので、
自分の感覚は間違ってなかったなーと
少し嬉しくなりました。。。

それにしても子供+整形外科的疾患で
内科からは縁遠い脊柱変形という疾患が
かなり奥深くてびっくりしました。
整形外科は舐めたらあかんです。。。
勉強しよう。。。

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posted by いしたん at 09:47 | Comment(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月20日

武部貴則

武部貴則という人物をご存知でしょうか。
研究界の、医学界の時の人です。
言い換えるとスーパースターです。笑

医学部卒業して2年で准教授、
その後すぐに教授になるという、
ありえないくらいの天才で、
アメリカ(シンシナティ)も
日本も股にかけてすごい仕事。

しかもイケメンでお洒落で面白い。。。

なんやねん。。。惚れてまうやろ!

というわけで医学生くんも
研修医くんも若いうちにその刺激をうけて
楽しい未来にむけて真剣に仕事すると良いと思います。



治療では 遅すぎる。 ひとびとの生活をデザインする「新しい医療」の再定義

オススメです!
みんなでいい未来に進んで行けるように
楽しんで仕事しましょう♪

Street medecal schoolに
行ってみたいと思ういしたんなのでした。

武部先生はノーベル賞を
将来とられるのでしょうか。。。

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posted by いしたん at 06:24 | Comment(0) | 医師 気持ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年11月19日

ウィズコロナ 肺炎

ウィズコロナ時代の一般的な肺炎は
なかなか難しいと先日感じました。

カラオケが大好きな高齢者が
発熱前にカラオケに通っていて、
咳と痰と呼吸苦を主訴に受診されました。

CTではCrazy-pavingとはいえないものの、
両側の肺病変で病歴からCOVID-19は
否定しきれない患者さんでした。

すると、、、

一般的な肺炎で必須の検査である
喀痰の採取、グラム染色、喀痰培養が
非常にリスクがあるため
施行できないという状況になりました。

SARS-CoV2のPCRの結果判明までは
時間が結構かかるため
この呼吸状態ではなかなか待つのは厳しい。。。

ということで必要な細菌学的検査をとれず
ある程度のカバーをした
抗菌薬で治療スタートとなりました。

結局はPCR陰性で抗菌薬で改善傾向で、
一般細菌を疑う経過と判断されましたが、
de-escalationを行うための根拠がないため、
仕方なく広めの抗菌薬で治療を完遂しました。

研修医くんにも感染症だったら
感染源の培養をとれ!!と
口を酸っぱくして教えていましたが、
それも不可能になりました。。。

新型コロナウイルスによって耐性菌の割合も
激増するのではないかとぞっとしました。
恐ろしいです。。。

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posted by いしたん at 18:10 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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