そんな風にある患者さんが愚痴っていました。
「どうされたんですか、一体?」
その患者さんは中年の方で膵癌を患われていました。
悲しいことに配偶者も同じ膵癌で死亡して
数年も経たない状況で診断されたのでした。
まだ小さい子どもがいて自分が死んだら
その子が一人ぼっちになってしまうと
とても心を痛めていました。
このため予後などさまざまなことに
質問をぶつけていたようです。
で、その外科医はこう切り返したみたいです。
『そんなに疑うなら、もう診ませんよ。
信じてくれないなら知らないよ?』
忙しいのはよく分かります。
物分かりが悪い患者さんがいるのも事実ですし、
ありえないくらいの自己中心的な解釈をする人もいます。
この患者さんがそういったタイプなのかは
はっきりとはいえないものの
「質問=信じていない」ではないと思います。
余裕がなくなると誰にでも
そんな態度をとってしまう可能性はあります。
医者としては余裕をもって仕事できるように
適切に紹介したり準備したりが大切ですね。
自分を見直すきっかけになりました。
皆さんもご注意ください。
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