新しい癌医療の一つです。
固形がんゲノム検査ガイドラインである
次世代シークエンサー等を用いた
遺伝子パネル検査に基づく診療ガイダンス(第1.0版)とか、
造血器腫瘍ゲノム検査ガイドラインなど
方針もでて益々増えていくと思います。
ということで代表的な遺伝子解析パネルについては
名前くらいは研修医くんでも知っておきたいものです。
Oncomine DX
遺伝子数:23
癌組織:組織DNA/RNA
非癌組織:使用しない
FoundationOne CDx
遺伝子数:324
癌組織:組織DNA
非癌組織:使用しない
MSK-IMPACT
遺伝子数:468
癌組織:組織DNA
非癌組織:末梢血DNA
Guardant360
遺伝子数:73
癌組織:Cell free DNA
非癌組織:使用しない
NCC oncopanel
遺伝子数:114
癌組織:組織DNA
非癌組織:末梢血DNA
OncoPrime
遺伝子数:215
癌組織:組織DNA
非癌組織:使用しない
未来の医療はもっともっと深く、広く
遺伝子検索をされていくのでしょう。
例え病院に勤務して研究をしていない医者にとっても
大量の情報を捌く能力が
(エクセルを操作したり、Rを使ったり、
基本的な統計学的検定ができたりといった能力が)
必要な時代はもうすぐそこまでやってきています。
これは医者にとって大きな課題です。
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