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2021年11月30日

最後の挨拶

最後の挨拶を患者さんと交わしてきました。

様々な治療をトライしましたが
結局難病の進行を止められず
今回の入院で予後が数ヶ月と告知して
緩和医療の方に転院していかれる患者さんでした。

患者さんの年齢が中年だということが最も辛い状況でした。

「予定された死刑を待っている感じだ」

患者さんが仰っていました。

『後悔のないように家族と過ごしてください。』

「そうするよ。死んだ後のお金の心配はしなくていい。
 安心して逝ける準備は済んだんだ。」

『それは何よりです。素晴らしい愛を残されました。』

「後悔するとしたらタバコを長いこと吸ったことか。
 肺さえ良ければ他はこんなに元気なのに。
 孫の顔を一度見てみたかった。」

『そうですね。。。』

「あと何か気をつけることあるか?」

『いい意味で予測を裏切ってください。
 告知された予後はとうの昔に過ぎたよって笑えるように
 くれぐれも風邪には気をつけて。
 余計な感染症は寿命をさらに短縮します。』

「ハハハ。最後は風邪ひくなか。
 そんな単純なことなんだな。
 世話になった。ありがとう。」

『力不足ですみませんでした。
 お世話になりました。
 お元気でお過ごしください。』

「全くだね。笑」

病院では毎日誰かが命と向き合っています。
医者をしていると一日一日を
大切に生きていかなくてはと思います。

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posted by いしたん at 23:02 | Comment(0) | 医師 気持ち | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月29日

アニフロルマブ

アニフロルマブ(商品名:サフネロー)が
いよいよ日本でもSLEに使えるようになってきましたね。
べリムマブに続く生物学的製剤です。

作用機序としては、、、

IFNAR1に結合
IFNAR1の細胞内移行が誘導される(細胞表面のIFNAR1発現の低下)
IFNARを介したIFNシグナルの阻害

といったもののようです。

TULIP-1試験(doi.org/10.1016/S2665-9913(19)30076-1)、
TULIP-2試験(N Engl J Med . 2020 Jan 16;382(3):211-221.)、
MUSE試験(Arthritis Rheumatol. 2017 Feb;69(2):376-386.)、
といった臨床試験に目を通しておくことを薦めます。

使い方としては300 mgを4週間ごとに点滴します。
体重によって増減しなくていいというのは
今までのバイオ製剤と比べると何だか不思議な気がします。

肥満患者さんでも大丈夫なのだろうか。。。

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posted by いしたん at 23:58 | Comment(0) | 膠原病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年11月28日

歯磨剤 成分

歯磨剤の成分は基本成分と薬用成分があります。
基本成分だけなら化粧品歯磨剤に分類され、
薬用成分が含まれると医薬部外品歯磨剤に分類されます。

基本成分
 研磨剤:汚れを落としやすくする
  無水珪酸
  炭酸カルシウム
  など
 湿潤剤:湿り気を与え乾燥や硬化を防ぐ
  プロピレングリコール
  グリセリン
  ソルビトール
  など
 発泡剤:口の中に歯磨剤を拡散しやすくする
  ラウリル硫酸Na
  など
 粘結剤:過度な粘性を与える
  アルギン酸Na
  など
 香味剤:爽快感や香りをつける
  メントール
  ミント
  など
 保存剤
 >>>
 ペーストタイプ
 ジェルタイプ
 フォームタイプ

薬用成分
 齲蝕予防
  歯質強化・再石灰化促進=歯磨剤 フッ化物
  殺菌
   塩酸クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化セチルピリジウム、ベンゼントニウム塩化物
 歯周予防
  殺菌
   塩酸クロルヘキシジン、トリクロサン、塩化セチルピリジウム、ベンゼントニウム塩化物
  消炎
   グリチルリン酸ジカリウム、ヒノキチオール、アズレンスルホン酸Na
  歯肉の出血を防ぐ
   トラネキサム酸
  粘膜の収斂、血行促進
   塩化ナトリウム
  血行促進
   酢酸dl-α-トコフェロール
 知覚過敏抑制
  象牙細管閉塞
   乳酸アルミニウム
  歯髄神経鈍麻
   硝酸カリウム
 その他
  口臭防止
   銅クロロフィル
  歯垢(プラーク)の分解
   デキストラナーゼ
  歯石沈着防止
   ゼオライト、ピロリン酸Na、ポリリン酸Na

どの成分を含有するかによって
商品の謳える効能が変わります。
歯磨きの目的に応じて成分を選べるように
患者さんにも伝えられると良いですね。

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posted by いしたん at 11:00 | Comment(0) | 歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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