SARS-CoV-2のワクチンのin vitroでの中和抗体価が
変異株に対する有効性の予測因子となることが
17個の研究のメタ解析により示された論文が報告されました。
Lancet Microbe . 2021 Nov 15. doi: 10.1016/S2666-5247(21)00267-6.
17個の研究はRCTもケースコントロール試験も含んだものでした。
回復者血清の中和抗体価も
各ワクチンの中和抗体価も
変異型は従来型より同様に
β株、δ株、γ株、α株の順で減弱していました。
変異型への中和抗体による
変異型への有効性(感染予防効果)を計算する
モデルを作成したところ、
14個中13個の研究においての変異型へ有効性が
予測カーブの95%CIに収まりました。
このモデルを用いれば色々と予測可能だということで、
例えばCOVID19回復者へのワクチン接種とか、
非COVID罹患者へのmRNA2回接種後+3回目の接種とか、
新たに開発されたワクチン有効性予測とか、
色々なことに役立つ可能性があります。
便利ですねー。
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posted by いしたん at 07:05
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