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2022年01月31日

新型コロナウイルス 保健所

新型コロナウイルス感染症と診断します。
これからの経過は、、、と予測されます。
対応としては保健所からの電話をお待ちください。

一通りの説明を終えて患者さんがおっしゃったのは、

「保健所がパンクしていると聞いています。
 本当に電話が来るんですか?
 こなかったらどうしたらいいですか?」

・・・困った。。。

また電話してくださいとしか言えませんでした。

でもおそらくうまくいかない気がします。

というのは保健所への電話が
繋がらなかったためにうちの病院に
電話をしてきた別の症例が、
予約外受診担当医に相談されましたが、
これは役所の担当だからうちでは無理だよと
お断りされていましたから。

患者さんは非常に不安そうに帰宅されました。

今の状況では患者さんは医療的に
孤立してしまっています。

岸田総理が準備してきたと言っていたのは
一体何だったのでしょうか。
専門家会議は何を話してきたのでしょうか。
何故2類から5類への移行をしなかったのでしょうか。

幸いオミクロン株自体の重症化率が
それほどではないことが救いですが、
今の状況はもはや人災だと思います。

きちんとしたトップを立てないと
本当にやばいと実感します。

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posted by いしたん at 22:50 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月30日

レーザー療法

レーザー療法は皮膚科の
重要な局所療法の一つです。

ちなみにレーザー(LASER)とは
light amplification by stimulated emission of radiation
の頭文字を略したもので、
光を増幅してそのエネルギーを利用するものです。
光線療法と比べると
長波長の光を使うという点が違いですね。

レーザー治療には以下のような種類があります。

高い光エネルギーにより病変を破壊するもの
 炭酸ガスレーザー(10.6 μm)
  水に吸収される
  ※色調は関係なし
  汗管腫
  脂漏性角化症
  毛細血管拡張性肉芽腫
  眼瞼黄色腫
  尋常性疣贅
  皮膚神経線維腫

色素に光を吸収させ色素を破壊するもの
 ルビーレーザー(694 nm)
  褐色から黒色の表在性色素性病変
   老人性色素斑
   雀卵斑
  母斑細胞母斑
  Qスイッチルビーレーザー
   太田母斑
   異所性蒙古斑
   刺青
 アレクサンドライトレーザー(755 nm)
  褐色から黒色の表在性色素性病変
   老人性色素斑
   雀卵斑
  脱毛レーザー
  Qスイッチアレキサンドライトレーザー
   太田母斑
 ヤグレーザー
  QスイッチNd-YAGレーザー(532 nm)
   褐色から黒色の表在性色素性病変
    老人性色素斑
    雀卵斑
 ダイレーザー(色素レーザー、585 nm、照射時間450 μs)
  オキシヘモグロビンによく吸収される
  血管腫
   単純性血管腫
   イチゴ状血管腫
   老人性血管腫
  酒さ
  ロングパルスダイレーザー
   冷却システムを改善して照射時間が長くなったもの

 ※Qスイッチは照射エネルギーを高く、照射時間を短くできる

IPL
 515-1200 nmの広範囲の波長を照射
 老人性色素斑
 小皺

波長、照射時間、照射エネルギー、
組織深達度といった特徴の違いにより
適応となる病変が異なっています。
参考になれば。

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posted by いしたん at 23:50 | Comment(0) | 皮膚科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年01月29日

リハビリ 心拍数

リハビリは心拍数や血圧などを
総合して中止するかどうかを判断します。

アンダーソンの基準の土肥変法を
(アンダーソン・土肥の基準)
いしたんは参考にしています。

 運動を行わないほうがよい
  安静時の心拍数 120 /分以上
  dBP 120以上
  sBP 200以上
  労作性狭心症を現在有する
  新鮮心筋梗塞1ヶ月以内
  うっ血性心不全の所見あり
  心房細動以外の著しい不整脈
  運動前すでに動悸、息切れのあるもの

 途中で運動を中止
  運動中、中等度の呼吸困難、めまい、嘔気、狭心痛などが出現
  運動中、HR 140/分を越える
  運動中、10個/分以上の期外収縮、頻脈性不整脈(心房細動・上室性・心室性頻脈など)、徐脈の出現
  運動中、sBP 40 mmHg以上またはdBP 20 mmHg以上上昇

 運動を一時中止し、回復を待って再開
  HRが運動時の30%を超えた場合(ただし2分間の安静で10%以下にもどらなければ以後の運動は中止か極めて軽労作にきりかえ)
  脈拍数が120/分を越えた場合
  10回/分以下の期外収縮の出現
  軽い動悸、息切れを訴えた場合

特にリハビリを処方する先生方は
運動を行わないほうがよい基準を
頭に入れておくことは重要です。

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posted by いしたん at 23:39 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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