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2014年10月01日

肺癌 予後

肺癌の予後は基本的には
非常に悪い印象です。

非小細胞肺がん(NSCLC)の予後は
TNM分類が最も寄与しているといわれています。
Groome PA et al. J Thorac Oncol 2007; 2:694.

平均生存期間はステージIAで59カ月で、
ステージIVでは4カ月だったそうです。

内科でみることの多いのは
ある程度進行した肺癌患者さんの
化学療法ということが多いと思いますので、
かなり短いということがわかると思います。

TMN分類と独立した予後因子として、
進行期ではPerformance status(PS)、
食欲低下、体重減少、Ethnicity、
病理学的所見も重要です。

特に病理学的所見としては、
腺癌・扁平上皮癌といった組織型の違い、
分化度やリンパ管浸潤の程度が
予後に関係しているといわれています。
さらにMolecular characterizationによる
差も示唆されています。

様々な因子がありますので、
目の前の患者さんにどの予後データを
適応するかは考慮が必要です。

例えば肺腺癌で手術時に癌性胸水があった
stage IVの方であれば
Wu SG et al. Eur. Respir. J. 2013 41(6):1409-18を
使うのが適当かと思います。

この論文によると初回診断時に
悪性胸水のある患者では
予後は14.3カ月でした。

ただし台湾人しか登録されていないことや、
必ずしもEGFR-TKIを使用していない
といったことがリミテーションですかね。

参考になれば!

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タグ:予後 肺癌 統計
posted by いしたん at 20:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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