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2014年11月15日

ビデオ喉頭鏡

ビデオ喉頭鏡は指導者と実施者が
同じ視野を共有できる点で
とても優れた機械です。

大きく3世代に分かれます。

第一世代はシーマック(うろ覚え?)で、
ブレードの角度はマッキントッシュと
ほぼ同じときています。
つまりノーマルな喉頭鏡での
喉頭展開の練習をするには
一番優れていますね。

使い方は基本に忠実に。
口腔軸と咽頭軸、喉頭軸を
できるだけ一致させるよう
スニッフィングポジションです。
つまり喉頭展開がきちんとできないと
挿管も難しいともいえます。

これを解決するための第二世代は
マックグラスが代表ですね。
これはブレードがマッキントッシュより
角度がついています。
舌をよける作業をしなくても
声門はしっかり見えるんですね。

麻酔科では結構使われています。

ただしこれも問題があります。
見るだけであればマックグラスで
まったく問題ないのですが、
挿管チューブを入れようとすると
どうしても角度の問題があって
入れにくいということがあるんです。

結局のところ頭の位置をしっかりとることが
重要になりますね。

では頭を動かしにくいという人は
どうしましょうか。

これに答えるのが第三世代のAWSです。
これはチューブをつけたまま
ブレードを入れるため
第二世代の問題点が解決しています。

ただしこれも完璧ではないですね。
まずチューブの取り付けに時間がかかるため
なかなか救急の現場では使いにくい。
また、チューブを固定されるので
ブレードを抜くときにチューブが
ずれそうになります。
最後に、結構イカツイ装置ですから、
開口困難の方には入れにくい。

とまあ、いろいろまだまだ課題は
あるのでした。

将来はどんな喉頭鏡が出てくるのか、
はたまたigelのようなラリマ系が
発達してくるのか、
楽しみですね〜^^

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posted by いしたん at 15:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | 救急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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