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2016年11月27日

血液培養検査

血液培養検査は感染症において
必須の検査といっても
過言ではないでしょう。

最初の頃は抗菌薬を始めた後に
採るのを忘れていた!

なんていうことも少なくありません。

しっかり目的を見直して
適切なタイミングと手順で
血培を取れるようになりましょう。

血液培養の目的は
菌血症、真菌血症の早期発見、
そしてde-escalationの根拠をとることです。

ですから採取のタイミングは
発熱時だけではありません。

発熱、悪寒戦慄
ショック、硬直、HRの異常上昇、呼吸促迫
重症局所感染症(髄膜炎、感染性心内膜炎、肺炎、腎盂腎炎、腹腔内膿瘍)
原因不明の意識障害
代謝性アシドーシス
低体温
白血球の異常高値と低値
麻痺など脳血管障害の出現
抗菌薬投与前

といった時には忘れずに採りたいものです。

血液培養の適応について
ルールやアルゴリズムが発表されています。

Shapiroの予測ルール(J Emerg Med . 2008 Oct;35(3):255-64.)
 大基準
  心内膜炎疑い
  体温 ≧ 39.4度
  血管内カテーテル留置
 小基準
  体温38.3-39.3度
  65歳以上
  悪寒
  嘔吐
  収縮期血圧<90 mmHg
  白血球数>18000 /μL
  好中球>80%
  桿状好中球>5%
  血小板<15万/μL
  血清Cre>2.0 mg/dL
 >>>
 大基準1つ以上、小基準2つ以上該当すれば培養を!
 全てが陰性なら培養適応なし

徳田のアルコリズム(QJM . 2005 Nov;98(11):813-20.)
 急性熱性疾患
  悪寒戦慄なし
   HR<120なら低リスク群
   HR ≧ 120なら中リスク群
  悪寒戦慄あり
   初期診断が以下なら低リスク群
    急性咽頭炎
    急性気管支炎、COPD急性増悪
    急性感染性下痢症
    急性ウイルス性症候群
    骨盤内炎症性疾患
    急性中耳炎
    急性副鼻腔炎
    非感染症(アレルギー反応など)
   初期診断が上記以外なら高リスク群
 >>>
 低リスク群は1.4%、中リスク群は10.9%、高リスク群は25.7%が菌血症
 →中リスク群以上で培養を採取

上記を参考にしてくれぐれも
とり忘れがないようにしてください。

血液培養 結果 解釈も参考にどうぞ。


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posted by いしたん at 09:42 | Comment(0) | TrackBack(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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