お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2018年05月05日

脂漏性皮膚炎

脂漏性皮膚炎は救急で小児も見る機会があれば
結構やってくることがある疾患です。

脂漏性湿疹とは脂漏部位に生じる
境界不明瞭な紅斑で
脂漏性・粃糠性落屑を伴うものです。

脂漏部位とは、頭部、顔面(眉間・鼻翼部から両頬部にかけて)、
前胸部、背部中央、腋窩、陰股部などです。

大きく年齢によって二つに分かれます。

まずは思春期以降に生じる
成人期脂漏性皮膚炎です。
これについてはまたいずれ。。。

もう一つは乳児脂漏性皮膚炎。
新生児の1/3が経験するもので
新生児期から乳児期に生じる(生後2-4週頃から1歳未満)ものです。

この時期は生理現象として一過性に
皮脂産生・分泌が過剰になるためです。

被髪頭部や眉毛部・前額部に
黄色調の痂皮(乳痂)が固着します。

軽度なら生理現象でいいのですが、
厚く取れなくなると、
皮膚の炎症が起こります。
紅斑・丘疹・膿疱・ときに落屑性紅斑となります。

多くは生後8-12ヵ月で
軽快してくるとされています。

ですからこの期間をしのぐのが治療です。

まずは適切なスキンケアで清潔にしてもらいます。
生理的現象ですからね、薬に頼るのは良くないです。

固形石鹸 or ベビー用無添加の液体洗浄剤をよく泡立てる。
脂漏部位や間擦部位を丹念に、
しかしこすりすぎないように注意して優しく洗いましょう。
 ※タオル・スポンジ・フェイスブラシなどは使わないこと

石鹸で洗うだけでは容易に取れないような
固着した乳痂はあらかじめオリーブ油を浸して
十分に浸軟させてから石鹸でよく洗いましょう。

一気にとれることはないので
毎日少しずつ取るイメージです。

お母さんはとっても心配なのです。
細かいところまでお伝えしてあげると
とても安心しますよ。

そのあとは湿疹病変の強さに応じて
薬を使うこともあります。

顔面に軽い紅斑・少数の丘疹がある程度なら
白色ワセリンで良いでしょう。



他にはアズノール軟膏なども使います。

炎症が強い場合(丘疹や膿庖が多発 or 滲出液あり)なら
mildクラスのステロイド外用を数日間使います。
酪酸ヒドロコルチゾン(ロコイド)軟膏などです。
ただしここまで出す場合は皮膚科か
小児科を受診してもらいましょう。

ちょこちょこ見かける疾患ですから、
専門外でも少しでも安心させてあげたいですね。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 16:04 | Comment(0) | 皮膚科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
SEO対策テンプレート
医師の気持ち