医学生時代に習ったと思いますが、
改めてそして細かく覚えたいものです。
治療抵抗性高血圧
持続性高血圧(PPGLの50-60%にみられる)
発作性高血圧(PPGLの30%にみられる)
頭痛(PPGLの60-90%にみられる)
起立性低血圧(PPGLの10-50%にみられる)
頻脈
発汗過多(PPGLの55-75%にみられる)
治療抵抗性糖尿病(PPGLの40%にみられる)
糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こすこともある
代謝亢進
動悸(PPGLの50-70%にみられる)
体重減少(PPGLの20-40%にみられる)
発熱
蒼白・冷感(PPGLの40-45%にみられる)
嘔気嘔吐(PPGLの20-40%にみられる)
倦怠感(PPGLの25-40%にみられる)
不安・精神症状(PPGLの20-40%にみられる)
便秘
急性心不全
カテコラミン心筋症(たこつぼ型心筋症)
※pheochromocytomaとパラガングリオーマを合わせてPPGLと表現しています
医学生の時に内分泌の試験で
症状を覚えたと思います。
でも上記を医者になってみてみると
どれも非特異的な症状で、
一つだけでは褐色細胞腫を疑えません。
事実、褐色細胞腫は診断されるまでは
不定愁訴とされていることも多いのです。
疑うことの難しさを改めて感じていただければ。
疑ったら褐色細胞腫 診断基準も参考にどうぞ。
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