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2019年09月02日

髄膜炎

髄膜炎の中でも細菌性髄膜炎と
単純ヘルペスウイルスによるものは
絶対に見逃してはいけないものです。

ちょっとでも疑ったら最後まで
やり切る必要があります。
そういった点ではクモ膜下出血と似てますね。

ですからSAHの対応をある程度
どの研修医くんでも知るように
髄膜炎の対応も知っておく必要があります。

まずは、、、

@すぐに人を呼ぶ
A疑ったら来院30分以内に培養+抗菌薬治療開始

この二つをしっかりと覚えてください。
病院到着から6時間を過ぎると
死亡率が高くなるとされています。

理想的には以下の動きですが
なかなか難しいので
現実的な対応についてもまとめてあります。

 理想的な対応
  A、B、Cを確認:必要なら挿管・補液開始・昇圧薬
  血液培養2セット
  ステロイド投与(抗菌薬開始10-20分前 or 同時に)(抗菌薬開始後は意味なし)
   デキサメタゾン
    0.15 mg/kg q6h 2-4日間(N Engl J Med. 2002 Nov 14;347(20):1549-56.)
    クモ膜の炎症を抑える
   小児ではインフルエンザ桿菌、成人では肺炎球菌に有効性が確立
   初期で投与して起炎菌が上記以外では中止
   ただしこの量が必要かは検討が必要
  初期治療の抗菌薬開始(先の血培で原因特定はできる!抗菌薬は特に大きな害はないし、治療が遅れることによる不利益の方が大きい)
   年齢別に(以下ガイドライン参照)
   セフトリアキソン 2 g q12h
   + バンコマイシン 1 g q12h(または500 mg q6h)(20 mg/kg q12h)
   + アンピシリン 2 g q4h
   + アシクロビル 10 mg/kg q8h
  頭部CT
  腰椎穿刺

 現実的な対応
  A、B、Cを確認:必要なら挿管・補液開始・昇圧薬
  一般採血
  頭部CT(意識障害や局所の神経学的な所見がある場合)
   脳ヘルニアや頭蓋内占拠性病変があれば抗菌薬開始
  腰椎穿刺→細胞数など確認
  血液培養2セット
  ステロイド投与〜細菌性髄膜炎の場合は有効
   ステロイドは後遺症を減少、死亡率も減少傾向
    菌破壊によるサイトカインストームを抑制するから
   抗菌薬よりも10-20分前に投与
   デキサメタゾン 0.15 mg/kgを6時間毎に4日間
  初期治療の抗菌薬開始
   年齢別に(以下ガイドライン参照)

です!!



細菌性髄膜炎診療ガイドライン 2014

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posted by いしたん at 21:05 | Comment(0) | 神経内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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