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2019年09月24日

肝性脳症

肝性脳症の診断基準は意外と
あるようでないのです。

それは昏睡度によって
全く違った症状をきたしますし、
血清アンモニア上昇がみられない
ミニマル肝性脳症というものも存在するため
検査値だけでも決まりません。

色々な総説やガイドラインを見ても
"総合的"な判断と記載されています。

一番難しい言葉ですよね、
総合的な判断って。。。笑

とぼやいていても仕方がないです。

まずは現状どうやって診断するかを
知っておくことからです。

肝性脳症昏睡度分類(犬山シンポジウム 1982年)が
日本では診断に使われています。

 昏睡度I
  睡眠-覚醒リズムの逆転
  多幸気分、時に抑鬱状態
  だらしなく、気に留めない
  ※レトロスペクティブにしか判定できないことが多い
 昏睡度II
  指南力障害(時・時間)、物を取り違える
  異常行動(お金を撒く・化粧品をゴミ箱に捨てるなど)
  時に傾眠状態(普通の呼びかけで開眼し会話可能)
  無礼な言動があるが医師の指示に従う
  ※興奮状態なし、尿・便失禁なし、羽ばたき振戦あり
 昏睡度III
  しばしば興奮状態 or せん妄状態を伴い反抗的態度をみせる、傾眠状態
  外的刺激で開眼しうるが医師の指示に従わない or 従えない(簡単な命令には応じる)
  ※羽ばたき振戦あり、指南力は高度に障害
 昏睡度IV
  昏睡(完全な意識消失)
  痛み刺激に反応する
  ※刺激に対して払いのける動作や顔をしかめるなどはみられる
 昏睡度V
  深昏睡
  痛み刺激にも全く反応しない

これを見て驚くのはアンモニアなどの
検査値というものが全く入ってない
ということです。。。笑

ちなみにWest Haven criteriaが
欧米では診断に使われているようです。
(Hepatology. 2002 Mar;35(3):716-21.)

肝性脳症は救急でも運ばれてくる疾患です。
どの科に進むにしても
知っておきたい疾患の一つです。



慢性肝炎・肝硬変の診療ガイド2019

参考にどうぞ!

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posted by いしたん at 21:01 | Comment(0) | 消化器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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