異物を取り込んでも
消化処理できない場合に
異物を隔離する目的で形成される
バリケードみたいなものです。
肉芽腫を作りうる原因としては
以下のような疾患が知られています。
感染性
細菌
細菌の中で肉芽腫を形成する菌としない菌との違いが何かは不明
結核菌
非結核性抗酸菌
アクネ菌
J Pathol. 2005 Aug;206(4):486-92.
Am J Respir Cell Mol Biol. 2017 Jan;56(1):121-130.
ハンセン病
梅毒ゴム腫
真菌
ヒストプラズマ症
クリプトコッカス症
コクシジオイデス症
スポロトリコーシス
寄生虫
住血吸虫症
イヌ糸状虫症
原虫
トキソプラズマ症
リーシュマニア症
非感染性
無機粒子
珪肺症
ベリリウム症
ジルコニウム症
異物
タルク
シリコン
縫合糸
免疫学的機序
サルコイドーシス
壊死性サルコイドーシス
過敏性肺炎
クローン病
原発性胆汁性胆管炎
血管炎
多発血管炎性肉芽腫症
好酸球性肉芽腫性多発血管炎
巨細胞性動脈炎
肺リンパ腫様肉芽腫症
ランゲルハンス細胞組織球症
悪性腫瘍
サルコイド反応
気管支中心性肉芽腫症
薬剤性
免疫再構築症候群
原発性免疫不全症
多岐にわたるので鑑別は大変です。
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