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2020年01月03日

トラネキサム酸

トラネキサム酸は止血剤としても
よく使用される薬剤の一つです。
機序も含めて整理整頓しておきたいものです。

<トラネキサム酸>
とらねきさむさん

■商品
トランサミン

■構造
アミノ酸のリジンと類似

■機序
線溶因子のプラスミノゲンのリジン結合部位に結合
 この部位でプラスミノゲンはフィブリンに結合する
  この結合はt-PAによりプラスミンへと効率よく活性化されるために重要

トラネキサム酸が結合したプラスミノゲンはフィブリンに結合できない
 プラスミンへ活性化されてフィブリンを分解することもできない

つまり線溶系を抑制する

■適応
咽頭痛
出血
 線溶亢進をきたす場合
  APLや前立腺癌など
 頭部外傷
  受傷後3時間以内の早期投与で死亡率が低下
   Lancet. 2011 Mar 26;377(9771):1096-101, 1101.e1-2.

■副作用
血栓症
 トラネキサム酸はプラスミンがかかわる生理的な線溶反応を抑制する
 →フィブリンが適切に溶解されず虚血性臓器障害をきたすことがある

■使い方
注射
 トランサミン注5%、10%
 通常成人に1日250-500 mgを1-2回に分けて静注 or 筋注
 術中・術後などには必要に応じ1回500-1000 mgを静注 or 500-2500 mgを点滴
  経験
   生食 50 mLに希釈

使用前の確認事項
 DICなどの凝固亢進病態を併発していないか
 トレチノイン(all-trans retinoic acid、ATRA)
  APL細胞の分化誘導効果で線溶系亢進病態を是正する
  →トラネキサム酸の使用は慎重に判断

止血剤 一覧も参考にどうぞ。

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posted by いしたん at 18:00 | Comment(0) | 救急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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