研修医くんでも知っておきたいものです。
皮膚症状
発疹
斑状丘疹性紅皮症
紅斑
掻痒症
嘔気、嘔吐
頭痛
筋肉痛
腕の痛み
発熱
めまい
など
耳下腺炎
急性多発性関節症
といった症状がヨード造影剤投与後
30分〜1週間後までに出現してきます。
ACR manual on contrast media version 9, 2013
頻度としては非イオン性モノマー造影剤の…
0.52-50.8%(Eur Radiol . 2011 Nov;21(11):2305-10.)
14.3%(Radiology . 2010 Jun;255(3):764-71.)
9.7%(Radiology . 2006 Jul;240(1):56-64.)
と報告により様々ですが、
いしたんの感覚としては結構あると思います。
3日で75%が、7日で殆どが治る
という自然経過なので
特別な治療は必要なく
以下の様な対症療法でしのぎます。
抗ヒスタミン薬
ステロイド薬
解熱薬
制吐薬
輸液
これを知らなかった研修医くんは
3日前にCE-CT撮像をした全身の発疹の患者さんで
ものすごくテンパっていました。笑
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