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2020年09月12日

ワクチン

ワクチンとは自分自身を守ること、
他人への感染症の運び屋にならないことなどを目的として
抗原を摂取して免疫反応を誘導することです。

新型コロナウイルス感染症で注目されています。
医者なのによく知らないということではまずいので
ワクチンについて再確認しておきましょう。

ワクチンで現在認可されているものは
生ワクチンと不活化ワクチンです。
不活化ワクチンはさらに全粒子ワクチン、
サブユニットワクチン、トキソイドに分類されます。
それぞれ以下のような特徴があります。

生ワクチン
 弱毒化したもの
 例
  麻疹・風疹混合(MR)
  BCG
  ポリオ
 接種時の自然免疫反応5+
 アジュバントは不要
 誘導される免疫反応
  B細胞(抗体)
  CD4+T細胞(Th1)
  CD8+T細胞(CTL)
  >>>
  通常終生免疫を獲得できる
   細胞性免疫と液性免疫の両方を誘導するため
 安全性+
 免疫効果5+
 臨床反応
  本来の症状が軽度だが発現する
  発症リスクはある→免疫不全や妊婦には使用できない
 次のワクチンまでは27日以上必要

不活化ワクチン
 加熱処理、フェノール添加、ホルマリン処理、紫外線処理など行う
 発症リスクなし→免疫不全や妊婦には使用可能
 液性免疫のみの誘導→複数回の接種が必要(ブースター接種)
 分類
  全粒子ワクチン
   ホルマリンなどの化学処理で病原体を固定(不活化)したもの
   例
    HAVワクチン、日本脳炎ワクチン
   接種時の自然免疫反応3+
   アジュバントは不要なものが多い
   誘導される免疫反応
    B細胞(抗体)
    CD4+T細胞(Th1>Th2)
   安全性2+
   免疫効果3+
   臨床反応
    局所反応・発熱など(多くは24-48時間以内)
  サブユニットワクチン
   病原体を不活化後、破砕して抗原のみを精製・濃縮したもの
   遺伝子組み替え技術で抗原を製造して使う
   例
    インフルエンザHAワクチン、B型肝炎ワクチン
   接種時の自然免疫反応±
   アジュバントは必要なものが多い
   誘導される免疫反応
    B細胞(抗体)
    CD4+T細胞(Th1>Th2)
   安全性3+
   免疫効果+〜2+
   臨床反応
    軽度の局所反応・発熱
  トキソイド
   病原体の産生する外毒素のみを精製しホルマリンなどで不活化したもの
   例
    破傷風、ジフテリア
   接種時の自然免疫反応-〜2+
   アジュバントは必要なものが多い
   誘導される免疫反応
    B細胞(抗体)
    CD4+T細胞(Th1<Th2)
   安全性3+
   免疫効果4+
   臨床反応
    軽度の局所反応・発熱

上記のみでは効率的な免疫反応を
誘導できないこともありますので、
ワクチンは日々開発されています。

DNAワクチン、粘膜ワクチン、
次世代型VLP、ベクターワクチンなどがあります。
ひとまず予防接種の分類を頭にいれておきましょう。

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posted by いしたん at 06:55 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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