測定すると思います。
(鉄欠乏性貧血では低下します。)
でもそれ以外にもフェリチンが
診断の手掛かりになる疾患は多々あるので
熱やCRP上昇の際にも測定しておきたい検査です。
フェリチンが上昇する機序は
鉄芽球性貧血など鉄の利用障害とか
貯蔵鉄の増加といった
鉄動態に関連したメカニズムが代表的ですが、
他にも覚えておきたいものが2つあります。
フェリチンは細胞内呼吸に必要で
殆どの組織の細胞質内に存在するため
細胞破壊の亢進が一つです。
悪性腫瘍がこの代表です。
もう一つがIL1β、IL-6、TNF-αなどで
転写・翻訳が亢進することです。
成人発症スティル病がこの代表例です。
鑑別にとって重要ですから是非覚えておいてください。
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