その原理となるととても難しいです。
MRIとは水素元素のスピンがどうのこうの。。。
専門医ではないのでその辺りは正直どうでもいい。。。
その上その原理から撮像法までの繋がりが
意外と記載されていることが少ないです。
どちらかといえばそこが知りたい。
それぞれの撮像法の違いを
もうちょっと詳しく知りたい。
先日はそんな質問に答えてくれる
とても分かりやすいセミナーが
ありましたのでいしたんもシェアします。
MRIとは何の元素のどんな信号を
どうんな風に測定して
どういった次元に再構成するかを
どんな時間をかけて行うかがポイントなんだそうです。
元素
NMRでは235種類が測定可能
原子番号が奇数で質量数が奇数である元素
種類
1H:MRI
13C
17O
19F
23Na
27Al
31P
43Ca
129Xe
信号
FID(自由誘導減衰)
echo
SE法(スピンエコー法)
GRE法(グラジエントエコー法)
測定量:時間的変化と空間的変化のうちの7種類
元素密度
SD(スピン密度・Mo)
PD(プロトン密度)
緩和時間
T1
T2
T2*
拡散係数
D(自己拡散係数)
共鳴の変移
δ(化学シフト)
J(結合係数)
次元
2次元
3次元
4次元
MRS
0次元
1次元
再構成
フーリエ変換
投影再構成法
撮像時間
通常
高速
こういったパラメータを動かしていくと
それぞれの撮像法の違いになるそうです。
MRIのシーケンスはかなり奥深いですが、
非専門医でも少しは分かって気になって嬉しかったです。
研修医くんの参考になれば。
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