肩の痛みの重要な原因の一つです。
運動痛があり夜間痛など
強い肩の痛みを呈するため
救急でやってきたりしますので
内科でも知っておきたい疾患です。
病態としては肩腱板内に
リン酸カルシウムが沈着しておこる
結晶誘発性関節周囲炎です。
つまり痛風とか偽痛風と同じような病気です。
身体所見で強い圧痛があり
X線で腱板に石灰化があれば
疑いたいものです。
1-2週間で自然消失するので、
その間を鎮痛薬でしのぎます。
「心筋梗塞っぽくないですよ。」
という説明に加えて、
「石灰沈着性腱炎と思います。」
という一言が付け加えられたら、
きっと患者さんも安心すると思います。
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