別名として月状骨軟化症とも言われる
骨端症、骨壊死という病態を呈する疾患です。
まずは病期を知っておきましょう。
Stage I
X線はほぼ正常 or 骨折線あり
MR画像や骨シンチグラフィーで明らかな異常あり
Stage II
X線は月状骨の骨硬化あり(診断がつく)
Stage III
X線で月状骨の圧壊・分節化あり
進行すると有頭骨の近位移動・舟状骨の回旋
運動制限が著明になる
Stage IV
関節裂隙の狭小化など変形性関節症の所見が出現
つまりXRで異常がなくても
否定はできないということです。
月状骨骨折があった場合は
キーンベック病の可能性(つまり手術などの可能性)を
いつも患者さんにICしておきたいものです。
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