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2020年11月30日

ステロイド関節症

ステロイド関節症はステロイド注射のため
疾患の自然経過と異なる
奇異な関節破壊が急激に生じる病態です。

骨壊死(圧壊)、病的骨折、
靭帯などの軟部組織の脆弱化のため
関節が変形していくことがあります。

以下の項目を確認して診断しています。

 関節内ステロイド注射の既往
 X線で治療対象となった疾患の自然経過と考えにくい奇異な関節破壊
 経過より関節破壊が急速に進展したと判断できる
 病理組織像で骨組織の微小骨折や関節軟骨中間層の石灰化や嚢胞状の変性像あり
 神経障害性関節症と細菌性関節炎の除外

特に荷重関節かつ注射しやすい膝関節で
多くはないですが見かけることがあります。

化膿性関節炎や結核などもそうですが、
ステロイド関節内注射は必ずしも
安全なものではありません。
適応を見極めて使いましょう。

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posted by いしたん at 00:35 | Comment(0) | 膠原病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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