知っておくべき副反応です。
BCG接種後1週間以内の接種部位の局所反応です。
程度を分類するためのgrade分類が提案されています。
grade 1:針痕部の発赤のみ
grade 2:針痕部の発赤+刺入部周辺の健常皮膚の発赤
grade 3:針痕部の硬結(1箇所以上)
grade 4:針痕部の化膿疹(1箇所以上)
grade 5:針痕部の浸出液漏出 or 痂皮形成(1-9箇所)
grade 6:針痕部の浸出液漏出 and/or 痂皮形成(10箇所以上)
grade 3以上は診断の参考にもなります。
非特異的発赤であれば
数日以内に反応が減弱するので、
経過を見ていくことも診断にとって
重要な一つの技術です。
コッホ現象かと思われたら丁寧な問診と
ツベルクリン反応をみて
結核感染歴について決着をつけることになります。
https://jata.or.jp/rit/rj/bcg_nagai_21.12.18.pdf
結核予防会のサイトが写真などもあり、
とてもよくまとまっていると思います。
参考にどうぞ!
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