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2021年05月26日

アナフィラキシー 重症度

アナフィラキシーの重症度についてです。
軽症か重症かによって対応が全然違いますから
しっかり採点できるようになっておきたいものです。

Int Arch Allergy Immunol . 2017;172(3):173-182.では、、、

 皮膚・粘膜症状
  紅斑・蕁麻疹
   Grade 1:部分的
   Grade 2:全身性
  掻痒
   Grade 1:部分的
   Grade 2:全身性
  口唇・眼瞼腫脹
   Grade 1:部分的
   Grade 2:顔全体
 消化器症状
  口腔内・咽頭違和感
   Grade 1:口や喉のかゆみ・違和感
   Grade 2:咽頭痛
  腹痛
   Grade 1:弱い
   Grade 2:強いが自制内
   Grade 3:持続性の強い腹痛(自制外)
  嘔吐・下痢
   Grade 1:嘔気、単回の嘔吐・下痢
   Grade 2:複数回の嘔吐・下痢
   Grade 3:繰り返す嘔吐・便失禁
 呼吸器症状
  咳・鼻汁・鼻閉・くしゃみ
   Grade 1:間欠的な咳・鼻汁・鼻閉・くしゃみ
   Grade 2:断続的な咳
   Grade 3:持続する強い咳、犬吠様咳嗽
  喘鳴・呼吸苦
   Grade 2:聴診上の喘鳴、軽い息苦しさ
   Grade 3:明らかな喘鳴、呼吸困難、チアノーゼ、呼吸停止、SpO2≤92%、絞扼感、嗄声、嚥下困難
 循環器症状
  脈拍・血圧
   Grade 2:頻脈(+15回/分)、血圧軽度低下、蒼白
    1歳未満<80 mmHg
    1–10歳<80 + 2 × 年齢 mmHg
    11歳以上<100 mmHg
   Grade 3:不整脈、血圧低下、重度徐脈、心停止
    1歳未満<70 mmHg
    1–10歳<70 + 2 × 年齢 mmHg
    11歳以上<90 mmHg
 精神神経症状
  意識状態
   Grade 1:元気がない
   Grade 2:眠気、軽度頭痛、恐怖感
   Grade 3:ぐったり、不穏、失禁、意識障害
 >>>
 最も高い器官症状を重症度とする
 アナフィラキシー
  Grade2以上の症状が複数あり
  Grade3あり

アナフィラキシーの原因によっては
それ毎の重症度のつけ方もある様です。

例えば食物によるアナフィラキシーは
厚労省の診療の手引き2011に重症度分類があります。

 皮膚
  Grade 1:限局性掻痒・発赤・蕁麻疹・血管浮腫
  Grade 2-5:全身掻痒・発赤・蕁麻疹・血管浮腫
 消化器症状
  Grade 1:口腔内掻痒、違和感、軽度口唇腫脹
  Grade 2:悪心・嘔吐
  Grade 3:繰り返す嘔吐
  Grade 4:下痢
  Grade 5:腸管機能不全
 呼吸器症状
  Grade 1:なし
  Grade 2:鼻閉、くしゃみ
  Grade 3:明らかな鼻閉、鼻汁、咽頭喉頭掻痒、絞扼感
  Grade 4:嗄声、犬吠様咳嗽、嚥下困難、呼吸困難、喘鳴、チアノーゼ
  Grade 5:呼吸停止
 循環器症状
  Grade 1なし
  Grade 2なし
  Grade 3:頻脈(+15/分)
  Grade 4:不整脈、軽度血圧低下
  Grade 5:重度徐脈、血圧低下、心停止
 精神神経症状
  Grade 1なし
  Grade 2:活動性変化
  Grade 3:不安
  Grade 4:軽度頭痛、死の恐怖
  Grade 5:意識消失
 >>>
 Grade 3以上でアドレナリン適応

ややこしいですね。
同じグレードという言葉ですし。。。
参考になれば!

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posted by いしたん at 22:04 | Comment(0) | アレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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