興奮性後シナプス電位EPSPに由来する
電気活動を捉えていると言われる検査です。
※他にも説があるようです。。。
適応としては以下のような状態が考えられます。
癲癇の確定診断や除外診断
意識消失や痙攣があった場合
軽度〜中等度の意識障害の判定
代謝性疾患、せん妄状態、脳炎・髄膜炎、自己免疫疾患、薬物性の意識障害
頭部外傷後
脳機能障害の評価、外傷性癲癇の発症予測
脳の機能状態の評価
認知症、脳手術後、神経変性疾患
睡眠覚醒障害の診断
睡眠時無呼吸症候群、ナルコレプシー、寝ぼけ、夢中遊行
具体的には国際標準法に基づいて
以下の場所に電極を配置します。
前頭極部Fp
前頭部F
中心部C
頭頂部P
後頭部O
側頭前部aT
側頭中部mT
側頭後部pT
波を評価しますが前提として
正弦波が重畳したものと理解するそうです。
振幅
5-150 μV
波長
α波:8-13 Hz:速波とか徐波の基準となる律動
健常な学童期〜成人の安静覚醒時の主体(基本律動)(後頭部優位に出現)
閉眼するとなくなる
速波
β波:14-30 Hz
γ波:30- Hz
徐波
θ波:4-7 Hz
幼児期の基本律動
δ波:0.5-3 Hz
乳児期の基本律動
といったものがあります。
まずは適応、装置のセッティング、正常所見を
頭に入れておきましょう。
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