腎生検の病理所見の名前です。
基底膜の肥厚はなくメサンギウムの増殖が
見られることが特徴です。
具体的にはメサンギウム領域あたり
3個以上の核が見られます。
以下のような原因が挙げられています。
全身疾患に伴うもの
免疫疾患
メサンギウム型ループス腎炎
MCTD
IgA血管炎
感染症
感染性心内膜炎、癩病、住血吸虫症など
肝疾患
肝硬変、A型肝炎
心疾患
拡張型心筋症
肺疾患
気管支拡張症など
血液疾患
原発性骨髄線維症など
網膜色素変性症
糖尿病性糸球体硬化症
原発性糸球体腎炎
急性期を過ぎた(回復期の)急性腎炎
IgA腎症
IgM腎症
C1q腎症
C3単独 or C3とIgGの沈着を認めるもの
C3も免疫グロブリンも沈着を認めないもの
この病理を見たら上記のような
疾患がないのかの検査をしっかりとやりましょう。
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