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2021年09月13日

腸間膜脂肪織炎

腸間膜脂肪織炎はたまーに
CTを撮像されて指摘される疾患です。

1960年に初めて報告された病気ですが、
Ann Surg . 1960 May;151(5):659-68.
現在でも原因はよく分かっていないようです。

先日そんな患者さんにお会いして
少し調べてみました。

■症状
腹痛
腹部腫瘤
発熱
嘔気嘔吐
排便異常
腹部膨満

部位
 小腸間膜に限局する:欧米で多い
 大腸間膜:日本では多い
  特にS状結腸に好発する

■疫学
男女比3:1
40歳以降の中高年に多い

■病態
腸間膜の脂肪組織の炎症

■検査
血液検査
 CRP上昇

CT
 腸管を包埋するような形の腫瘤
 初期はlow density
 線維性になるとhigh density
 血管周囲は正常の脂肪式組織に近い濃度(fat ring sign)

注腸注腸X線
 腸管の全周性の狭窄
 腸間膜付着側を中心とする腸管壁の伸展不良
 不整な鋸歯状陰影

下部内視鏡
 腸管の伸展不良
 浮腫状の腫大した半月ひだ

生検
 脂肪変性
 脂肪壊死
 リンパ球浸潤
 泡沫細胞
 線維性変化

■鑑別
腸管膜脂肪肉腫

びまん浸潤型大腸癌
転移性大腸癌
悪性リンパ腫
腹膜・後腹膜原発の腫瘍
虚血性腸炎
憩室炎

■自然経過
線維化によりイレウスになる
一過性の経過を辿ることが多い

■治療
確立した治療法はない
 絶食での腸管安静
 抗菌薬
 ステロイド
 免役抑制薬
 γ-グロブリン

腸切除

参考になれば幸いです。

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posted by いしたん at 23:49 | Comment(0) | 消化器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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