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2021年09月15日

COVID-19 ヘパリン

COVID-19にヘパリンは有効なのか?

国際多施設研究グループから
RCTがNEJMに発表されました。

COVID-19と血栓症、炎症の関係性は
以前から指摘されていましたが、
抗凝固療法は重症患者において
必ずしも予後を改善しないという観察研究があり
Ann Intern Med . 2021 May;174(5):622-632.
ヘパリンを使うかどうかは悩ましい状況でした。

今回はCOVID-19入院患者における
抗凝固治療の効果についての
国際多施設共同、前向きランダム化試験です。

2つの論文になっていますが同じ研究です。
中等症(ICUケアを要しない)の2219人についての論文は
N Engl J Med 2021; 385:790-802です。
重症(ICUケアレベル)の1098人についての論文は
N Engl J Med 2021; 385:777-789です。

プライマリアウトカムは死亡と
21日までの循環・呼吸サポートフリー日数の
評価スケールとしています。

結論としては中等症ではヘパリン治療により
主要な血栓イベントと院内死亡が減少し、
循環・呼吸サポートなしでの退院の割合も高かったようです。
特に高D-Dコホートにで治療効果が大きかったようです。

一方重症例では循環・呼吸サポートのない日数は
ヘパリン群で短かったものの、
生存退院率は減少しませんでした。

大出血エピソードは中等症、重症の
どちらでもヘパリン治療群で多い傾向でした。

ということでコロナ診療の手引きの推奨の
「肥満、不動、D-Dが正常の3-4倍を超える場合に
 抗凝固療法が推奨される」
というのは妥当だったんだなーと安心しました。

偉そうだな、オイ。笑

新型コロナウイルス感染症で面白いのは
いつも重症化してしまったら有効性がなくなる薬が
かなり多いよなーということです。

重症化前の介入が必要だと改めて教えてもらいました。
さ、頑張りましょう!

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posted by いしたん at 21:59 | Comment(0) | 感染症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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