ホルモン療法、放射線療法に加えて
近年出てきた癌免疫療法の一つです。
効く人は長期的にめちゃくちゃ効くという
テールプラトーが特徴なのですが、
全然効かないどころか
むしろ悪化させてしまうこともあります!!
ということで患者の層別化(プレシジョンメディシン)が
重要な課題であると言われています。
例えばPD-L1の発現は
胃癌などでは参考にならないとされ、
Lancet . 2017 Dec 2;390(10111):2461-2471.
腫瘍遺伝子変異量(TMB)は
非小細胞肺癌ではTMBが高いとしても
治療が奏功するとは限らないとされます。
N Engl J Med . 2017 Jun 22;376(25):2415-2426.
という訳で2020年現在での
マーカー探しのサマリです。
Nat Rev Cancer . 2020 Nov;20(11):662-680.
作用機序は明快なので、
あとはどうやって患者さんを分類して
適切な患者へ個別化医療をしていくかですね。
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