なかなか知る機会は少ないと思いますが、
先日アジア太平洋地域における
関節リウマチ治療の調査が発表されました。
Lancet Reg Health West Pac . 2021 Aug 12;15:100240.
日本、中国、クエートで生物学的製剤が
多く用いられている一方で、
インドネシア、マレーシア、インド、ネパールでは
0%であるという驚きの国もありました。
そのためか寛解率も10%未満という
今の日本では考えられない状況もあるようです。
関節リウマチは最も医療費がかかる
疾患の一つに数えられます。
ですから患者さん個人の金銭的な状況が
治療のアウトカムに非常に影響するとされます。
日本は3割負担である上に
国の財政状況がとてもいいことから、
患者さんにとってすごく恵まれていると分かります。
RA患者さんを適切に治療し続けるためには
日本全体がしっかりと経済成長を
し続ける必要がありますね。
日本経済強靭化計画は
医療にとってもとても重要なんだなーと思います。
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