お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2022年06月22日

色素性乾皮症

色素性乾皮症(xeroderma pigmentosum、XP)は
色素性乾皮症 原因で書いた通り
DNA修復機構の異常によって
様々な症状を呈する疾患です。

今回は症状についてです。

皮膚症状
 紫外線への過敏症
  強い日焼け
  →紅斑
  →色素沈着
  →乾燥(xero)
  →萎縮
  →毛細血管拡張
  脱色素斑
 皮膚癌
  露光部
  基底細胞癌、有棘細胞癌

中枢神経系の異常(A、B、D、G群)→加齢とともに進行する神経症状
 知能低下
 歩行障害
 小脳失調
 腱反射消失
 難聴
 構音障害

眼症状
 羞明(初発症状に多い)

特に日本で多いA群(XPA)は
皮膚症状、神経症状ともに重症です。

具体的には生まれて初めての外出後に
激しい日光皮膚炎で見つかることが多く、
10歳までに難聴、10歳頃に腱反射低下、
その後徐々に痙性麻痺、尖足が重症化、転倒が増えます。
20歳頃に歩行不可能となり、死亡に至ります。

参考になれば。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 21:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
SEO対策テンプレート
医師の気持ち