恥ずかしながらいしたんは最近知りました。
6分間歩行試験(6MWT)は
呼吸器疾患患者さんの機能的評価として重要ですが、
外来診療では非常にやりづらいという
問題点がありました。
そんな悩みを相談したところ、
呼吸器内科の先生が教えてくれました。
1分間椅子立ち上がりテストは
2018年に報告されたものだそうです。
Ther Adv Respir Dis . 2018 Jan-Dec;12:1753466618793028.
やり方についての論文もありました。
Bohannon RW. and Crouch R.: J Cardiopulm Rehabil Prev 2019; 39(1): 2-8.
準備
肘掛けのない高さ46 cmの椅子
パルスオキシメーター
ストップウォッチ
記録用紙
方法
患者さんの服装と靴が動きやすいことを確認
※スリッパはNG
患者さんの人差し指にパルスオキシメーターを装着
記録
SpO2
ベースライン時と1分後、終了後最低SpO2値
脈拍数
ベースライン時と1分後、終了後最大心拍数
呼吸困難と疲労のBorg scale
ベースライン時と1分後
立ち上がり回数
椅子にかけ、手は胸の前でクロスさせた状態から開始
膝を完全に伸ばすように立つ
背中が曲がっているなどあれば注意する
膝や腰の痛みが出たら中止
終了15病前ですと声かけ
1分間終了後は椅子に座って安静にする
テスト実施前のSpO2、脈拍数に戻ったらモニタリング終了
6分もかからない+30 m以上の場所が不要ということで
外来の中でも機能評価ができる気がする!
いしたんは感動しました。
是非明日の外来からでもやってみましょう!
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