お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2022年11月12日

1分間椅子立ち上がりテスト

1分間椅子立ち上がりテストをご存じでしょうか?

恥ずかしながらいしたんは最近知りました。

6分間歩行試験(6MWT)は
呼吸器疾患患者さんの機能的評価として重要ですが、
外来診療では非常にやりづらいという
問題点がありました。

そんな悩みを相談したところ、
呼吸器内科の先生が教えてくれました。

1分間椅子立ち上がりテストは
2018年に報告されたものだそうです。
Ther Adv Respir Dis . 2018 Jan-Dec;12:1753466618793028.

やり方についての論文もありました。
Bohannon RW. and Crouch R.: J Cardiopulm Rehabil Prev 2019; 39(1): 2-8.

 準備
  肘掛けのない高さ46 cmの椅子
  パルスオキシメーター
  ストップウォッチ
  記録用紙

 方法
  患者さんの服装と靴が動きやすいことを確認
   ※スリッパはNG
  患者さんの人差し指にパルスオキシメーターを装着
  記録
   SpO2
    ベースライン時と1分後、終了後最低SpO2値
   脈拍数
    ベースライン時と1分後、終了後最大心拍数
   呼吸困難と疲労のBorg scale
    ベースライン時と1分後
   立ち上がり回数
  椅子にかけ、手は胸の前でクロスさせた状態から開始
  膝を完全に伸ばすように立つ
   背中が曲がっているなどあれば注意する
   膝や腰の痛みが出たら中止
  終了15病前ですと声かけ
  1分間終了後は椅子に座って安静にする
  テスト実施前のSpO2、脈拍数に戻ったらモニタリング終了

6分もかからない+30 m以上の場所が不要ということで
外来の中でも機能評価ができる気がする!

いしたんは感動しました。
是非明日の外来からでもやってみましょう!

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
SEO対策テンプレート
医師の気持ち