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2023年01月31日

口腔粘液嚢腫

口腔粘液嚢腫(mucous cyst of the oral mucosa)とは
自覚症状は伴わない
半球状に隆起した半透明嚢腫状結節をきたす疾患です。

部位は下唇、頬粘膜、口蓋、舌、口腔底と
様々なところにできます。
特に口腔底にできたものをガマ腫と言います。

病態としては外傷、閉塞などの原因によって、
小唾液腺排出導管が損傷し、
粘液が周囲組織へ漏出し、
肉芽組織形成と炎症性反応が生じます。

青年期に発症することが多く、
男女差はありません。

嚢腫を潰すとゼリー状の内容物が
排出されるのが特徴です。

病理所見は大きく2種類の組織型があります。
マクロファージ、線維芽細胞、血管を含む
結合組織で囲まれた偽嚢腫と、
ムチンを含む間隙を伴う
肉芽組織 or 線維化組織からなるものです。

治療は全摘、凍結療法、
アルゴンレーザーなどです。

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posted by いしたん at 23:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 歯科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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