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2021年09月10日

ホジキンリンパ腫 免疫チェックポイント阻害薬

ホジキンリンパ腫に対する
免疫チェックポイント阻害薬は
素晴らしい効果を上げています。

何故そんなに効くのか?

古典的ホジキンリンパ腫では
(Classical Hodgkin lymphoma、CHL)
9p24.1がDNAレベルでコピー数が
増加していることが明らかになりました。
Blood . 2010 Oct 28;116(17):3268-77.

実際にFISHで評価できます。
J Clin Oncol . 2016 Aug 10;34(23):2690-7.

このコピー数は予後予測に使えることもわかりました。
J Clin Oncol . 2016 Aug 10;34(23):2690-7.
J Clin Oncol. 2018 Apr 1;36(10):942-950.

実はこの9p24.1はPD-L1、PD-L2の発現が
増加するという結果になります。
このPD-L1、PD-L2、PD-1系が
ホジキンリンパ腫においては
重要であったということです。

ということでABVD療法に変わる
ICI+AVD療法が非常に注目されています。

ニボルマブ
 N Engl J Med . 2015 Jan 22;372(4):311-9.
 進行期
  J Clin Oncol. 2019 Aug 10;37(23):1997-2007.
 限局期(予後不良因子あり)
  JAMA Oncol . 2020 Jun 1;6(6):872-880.

ペンブロリズマブ
 ペンブロリズマブ+AVD療法(Blood . 2021 Mar 11;137(10):1318-1326.)

特に最後野論文は生存曲線が
100%のままという凄い結果!でした。
マジかー!!すげー!!!

時代はどんどん進歩していますね。

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posted by いしたん at 22:10 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月09日

ホジキンリンパ腫 症状

ホジキンリンパ腫は昔は
ホジキン病と言われた疾患です。

単核のHodgkin細胞と
多核のReed-Sternberg細胞が特徴です。
リードスタンバーグ細胞を調べてみると
クローナルなIg配列を有することがわかったので
B細胞由来であると結論されました。

このため1999年にホジキンリンパ腫と改名されました。

RS細胞はIgV配列に体細胞突然変異あり、
Germinal center由来であると考えられています。
IgV配列がnon-functionalなものが多いので、
本来アポトーシスを起こすべき細胞が
何らかの作用で生存してしまったという病態です。

症状としては以下のようなものがあります。

無痛性リンパ節腫脹
 Cancer J . Mar-Apr 2009;15(2):138-42.
 横隔膜より上部(90%)
  頸部:多い
  縦隔:多い
   上大静脈症候群
 横隔膜より下部(10%)

節外病変(25%):Cancer J . Mar-Apr 2009;15(2):124-8.
 肝臓
 肺
 骨
 骨髄

全身症状(B症状)(35%)
 発熱(Pel-Ebstein熱型)
  2-3週間周期で発熱期と解熱期を繰り返す
 盗汗
 体重減少
  10%を超える体重減少/6ヶ月

近年いろいろなことが分かってきて
ホジキンリンパ腫 治療も変わりつつあります。
しっかりと診断できるように
特徴的な症状は覚えておきたいものです。

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posted by いしたん at 23:04 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年07月25日

本態性血小板血症

本態性血小板血症は骨髄増殖性腫瘍の1疾患です。
血栓症の予防が治療の目的になります。
治療の適応にするかはリスク次第です。

というわけで、、、

血栓症リスク分類
 J Clin Oncol . 2011 Feb 20;29(6):761-70.
  低リスク
   年齢<60歳+血栓症既往なし
  高リスク
   年齢 ≧ 60歳 or 血栓症既往あり
 Br J Haematol . 1998 Dec;103(3):772-7.
  低リスク
   年齢<60歳+血栓症既往なし+血小板数<150万/μL
  高リスク
   年齢 ≧ 60歳 or 血栓症既往あり or 血小板数 ≧ 150万/μL
 Blood Cancer J . 2015 Nov 27;5(11):e369.
  超低リスク
   年齢<60歳+血栓症既往なし+JAK2 変異なし
  低リスク
   年齢<60歳+血栓症既往なし+JAK2 変異あり
  中間リスク
   年齢 ≧ 60歳+血栓症既往なし+JAK2 変異なし
  高リスク
   年齢≧60歳+JAK2 変異あり
   血栓症の既往あり

生命予後リスク分類
 Mayo Clin Proc . 2006 Feb;81(2):159-66.
  低リスク
   年齢<60歳+WBC<15000/μL
   50%生存期間:25.3年
  中間リスク
   年齢 ≧ 60歳 or WBC ≧ 15000/μL
   50%生存期間:16.9年
  高リスク
   年齢 ≧ 60歳+WBC ≧ 15000/μL
   50%生存期間:10.3年
 Blood . 2012 Aug 9;120(6):1197-201.
  年齢 ≧ 60歳(2)
  WBC ≧ 11000/μL(1)
  血栓症既往(1)
  >>>
  低リスク(0)
   50%生存期間:not reached
  中間リスク(1–2)
   50%生存期間:24.5年
  高リスク(3–4)
   50%生存期間:13.8年

この2つの点について分類をしっかりと
頭に叩き込んでおきたいですね。

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posted by いしたん at 16:54 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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