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2019年01月31日

ホジキンリンパ腫

ホジキンリンパ腫とは1834年に
Hodgkinによって初めて記載された
悪性リンパ腫の代表的な形態です。

ABVD療法、放射線治療で
外科的な治療をしなくても
治癒可能となった最初の疾患です。

古典的ホジキンリンパ腫の治療法は以下の通りです。

限局期(I〜II期)
 ABVD療法2-4コース後放射線療法(30 Gy):標準治療

進行期(III-IV期)
 ABVD療法6-8コース:標準治療

再発・難治例
 救援化学療法
  感受性があれば自家造血幹細胞移植併用大量化学療法を考慮

現在までにブレンツキシマブベドチンの
有効性が報告されていたり、
(J Clin Oncol. 2012 Jun 20;30(18):2183-9. )
抗PD-1抗体(オプジーボ)の有用性も
報告されてきています。

今後の治療は上記の抗体製剤も
ガイドライン等で推奨されるように
なるのかもしれません。

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posted by いしたん at 07:12 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月18日

watchful waiting

Watchful waitingとは
無治療経過観察を意味しています。

比較的ゆっくりとした経過を辿る
悪性腫瘍に対して有害事象が少ない
標準治療がない場合に行われます。

病勢が進行してから治療を開始するという戦略です。

Watchful waitingが標準となっている
血液疾患は以下の通りだと思います。

非進行期の慢性リンパ性白血病
低腫瘍量の濾胞性リンパ腫やその他の低悪性度B細胞リンパ腫
低腫瘍量のマントル細胞リンパ腫
無症候性多発性骨髄腫
低悪性度成人T細胞白血病/リンパ腫
低リスクの骨髄増殖性疾患

癌なのに治療しなくていいんですか?

そう言われることも少なくありませんが、
全てはリスクとベネフィットを比べて
治療は選択するものです。

治療の副作用で寿命を短くしてはいけませんからね。

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posted by いしたん at 14:27 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年11月07日

ITP

ITPは日本では特発性血小板減少症と
言われていますが、
最近欧米では免疫性血小板減少症と呼ばれます。

日本では『SLEによるITP』とか表現されます。
SLEによるって言ってんだから
もはや"特発性"ではないだろう。。。
そんなことを思った研修医くんは
少なくないのではないでしょうか。笑

さて。。。

ITPは成人では慢性型が多いのですが、
徐々に発症し6カ月以上〜年余に渡って
経過する疾患です。

紫斑、鼻血、過多月経、
深部出血(脳、肺、消化管)などの
出血症状が代表的です。

検査所見としてはPLTが高度に低下します。
PA-IgG上昇するのも特徴の一つです。
骨髄穿刺で他の血液疾患の除外も必要です。

この鑑別がとても難しいのですが、
逆にできるようになれば
血小板減少の鑑別ができるようになったと
言えると思いますので
研修医くんの勉強にはもってこいの疾患ですね。

で、色々な鑑別ができたら
いよいよ診断基準との照合です。

出血症状
血小板減少 + WBCとRBCは正常
骨髄検査で巨核球が正常〜増加 + 赤芽球や顆粒球は正常
血小板減少をきたす他の疾患が否定的

上記の全てを満たした場合にITPと診断します。

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タグ:itp 診断 症状
posted by いしたん at 23:28 | Comment(0) | 血液内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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