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2021年09月12日

脊髄損傷 糖尿病

脊髄損傷についての講義を
受ける機会がありました。

救急で頭部外傷と思っていたら
脊髄損傷だったということもあります。
ある程度知っておく必要があると
改めて思いました。

特に今回の講義で最も驚いたのは
入院時の高血糖が予後不良因子だということでした。
Sci Transl Med . 2014 Oct 1;6(256):256ra137.

機序としてはミクログリアが
高血糖の時にNF-κBが活性化して
TNFが産生されて脊髄損傷が進むそうです。

糖尿病で予後が悪いということはもちろんですが、
糖尿病がなくても入院時の血糖値が
独立して予後不良因子になるというのは本当に驚きです。

受傷後8時間以内の急性期に
血圧低下(血液分布異常性ショック)や
徐脈が見られることがあります。

この時に外液を入れると思いますが、
グルコースを入れないように注意しなければ。。。
あとはGluを検査のルーチン項目に入れておこう。

色々動きが変わる講義でした。

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posted by いしたん at 22:11 | Comment(0) | 救急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月03日

有機溶剤

有機溶剤は脂溶性、揮発性といった特徴を持ち、
薄める、洗う、乾くといった具合で使われます。

いわゆる水の油バージョンという
理解でいいと思います。
というわけで様々な職場で使われています。
逆に有機溶剤中毒はどこでも
起こりえるということです。

臨床にいると馴染みがないかもしれませんが、
有機溶剤の種類くらいは知っておきましょう。
以下、一覧を作ってみました。

芳香族炭化水素(燃える)
 ベンゼン
 シンナー(cf トルエン、キシレン)
 スチレン
 エチルベンゼン
 など

塩化物系炭化水素
 塩化メチル
 トリクロロエチレン:肝機能障害
 テトラクロロエチレン:肝機能障害
 1,1,1トリクロロエタン
 クロロホルム
 四塩化炭素
 クロロエチルエーテル:肺癌

アルコール
 メチルアルコール(メタノール)
 イソプロピルアルコール

エステル
 酢酸エチル

ケトン類
 メチルエチルケトン:多発神経炎

グリコール類
 プロプレングリコール
 エチレングリコール
 メチルセロソルブ:精巣毒性

その他
 ノルマルヘキサン(n-ヘキサン):多発神経炎
 ジメチルホルムアミド
 二硫化炭素
 石油系溶剤
  灯油
  ガソリン

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posted by いしたん at 22:06 | Comment(0) | 救急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年09月02日

交通事故

交通事故の患者さんが運ばれてきます!

「OK。ではどこを確認しましょうか?」

。。。うーむ。。。バイタルでしょうか?

そんなやりとりが先日の救急ありました。

正解は交通事故の状況です!
でもまあバイタルの評価から入るのは
間違いはないんですけどね。笑

交通外傷の機序は色々とありますので
頭の中を整理しておくと良いと思います。
患者さんの見るところの当たりをつけられます。

●衝突される
1次:バンパーに衝突
 下から20–30 cmの下腿のMesserer骨折
2次
 ボンネットなら下から50–60 cmの大腿
 フロントガラスなら細かい切り傷
3次:路面

●轢過される
轢過:タイヤマークあり
轢跨:車体底部により背中と臀部が傷害
引摺り:路面

●車内
・ハンドル外傷
 肝破裂
・ガラス損傷
・ダッシュボード損傷
・シートベルト外傷
 胸骨骨折→痛みで咳をしなくなるので肺炎になる
 チャンス骨折
・エアバック損傷

●追突事故
頚椎捻挫

といった具合です。

以下のような状況では
高エネルギー外傷と定義されますので
より詳細に全身を見る必要があります。

同乗者の死亡
車対車
ハンドルの変形
自動車の横転
車外へ放り出された
救出に20分以上かかった

ひとまず交通事故がどんな状態を
引き起こすのかを知っておきましょう。
救急車対応での問診がやりやすくなるはずです。
MISTのmechanismですから。

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posted by いしたん at 12:49 | Comment(0) | 救急 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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