尿と血液のトランスフェリンとIgGを
測定して計算します。
SI = IgGクリアランス / Tfクリアランス = { U(IgG) / Serum(IgG) } / { U(Tf) / S(Tf) }
そしてSIの値が鑑別の役に立ちます。
SI ≦ 0.2は尿蛋白の選択性が高い(高選択性)
荷電障壁主体の障害
アルブミンなどの比較的分子量の小さな蛋白が主体
微小変化型ネフローゼ症候群
SI ≧ 0.2は選択性が低い(低選択性)
荷電障壁障害とサイズ障壁の障害が合併
慢性腎症
巣状糸球体硬化症
SI ≧ 0.7は無選択性
重症ネフローゼ症候群
糖尿病性腎症
アミロイドーシス
慢性糸球体腎炎の末期
ということを意味します。
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