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2020年08月18日

selectivity index

selectivity index(蛋白選択性試験)は
尿と血液のトランスフェリンとIgGを
測定して計算します。

SI = IgGクリアランス / Tfクリアランス = { U(IgG) / Serum(IgG) } / { U(Tf) / S(Tf) }

そしてSIの値が鑑別の役に立ちます。

   SI ≦ 0.2は尿蛋白の選択性が高い(高選択性)
    荷電障壁主体の障害
    アルブミンなどの比較的分子量の小さな蛋白が主体
    微小変化型ネフローゼ症候群

   SI ≧ 0.2は選択性が低い(低選択性)
    荷電障壁障害とサイズ障壁の障害が合併
    慢性腎症
    巣状糸球体硬化症

   SI ≧ 0.7は無選択性
    重症ネフローゼ症候群
    糖尿病性腎症
    アミロイドーシス
    慢性糸球体腎炎の末期

ということを意味します。
お役に立てば!

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posted by いしたん at 22:44 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

BUN/Cr比

BUN/Cr比は研修医くんでも
きちんと知っておきたい検査値です。

Crは腎機能の評価で最も使用されるものです。
筋肉量が減ってくると参考になりづらいため
eGFRやCCrなんかで補正すると
さらにモニターしやすくなります。

一方でBUNは以下の様な原因でも上昇します。

   腎機能障害
   脱水
   高蛋白食
   発熱
   外傷
   輸血
   消化管出血
   ステロイド療法

このためBUNだけでは腎機能の評価は難しいです。
一方上記のような腎機能障害とは
別の原因でも上昇することを逆手にとって、
BUN/Cre比を使うと他の原因を疑えます。

BUN/Cr比が、、、

   10以上
    蛋白摂取過剰
    消化管出血
    蛋白異化亢進(発熱、熱傷、ステロイド)
    尿路の不完全閉塞
    脱水
    心不全
    飢餓

   10が正常(基準値)

   10未満
    激しい嘔吐、下痢
    極度の低タンパク食
    腎不全を伴う肝不全
    透析後

です。
特に消化管出血ではよく用いられると思います。
参考になれば!

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posted by いしたん at 09:38 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月12日

自由水

自由水とは英語では
free waterと表現されます。

電解質がないという意味です。
freeは"ない"という意味なのに
「自由」と訳されているので
むしろわかりづらくなっていますね。

というわけで自由水とは
自由自在に動く水ではありません。笑

今日の医学生さんの勘違いで
皆大笑いをいただきました。
リラックスさせてもらいました。

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posted by いしたん at 15:28 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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