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2021年08月19日

メサンギウム増殖性腎炎

メサンギウム増殖性腎炎は
腎生検の病理所見の名前です。

基底膜の肥厚はなくメサンギウムの増殖が
見られることが特徴です。
具体的にはメサンギウム領域あたり
3個以上の核が見られます。

以下のような原因が挙げられています。

 全身疾患に伴うもの
  免疫疾患
   メサンギウム型ループス腎炎
   MCTD
   IgA血管炎
  感染症
   感染性心内膜炎、癩病、住血吸虫症など
  肝疾患
   肝硬変、A型肝炎
  心疾患
   拡張型心筋症
  肺疾患
   気管支拡張症など
  血液疾患
   原発性骨髄線維症など
  網膜色素変性症
  糖尿病性糸球体硬化症

 原発性糸球体腎炎
  急性期を過ぎた(回復期の)急性腎炎
  IgA腎症
  IgM腎症
  C1q腎症
  C3単独 or C3とIgGの沈着を認めるもの
  C3も免疫グロブリンも沈着を認めないもの

この病理を見たら上記のような
疾患がないのかの検査をしっかりとやりましょう。

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posted by いしたん at 12:27 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月18日

selectivity index

selectivity index(蛋白選択性試験)は
尿と血液のトランスフェリンとIgGを
測定して計算します。

SI = IgGクリアランス / Tfクリアランス = { U(IgG) / Serum(IgG) } / { U(Tf) / S(Tf) }

そしてSIの値が鑑別の役に立ちます。

   SI ≦ 0.2は尿蛋白の選択性が高い(高選択性)
    荷電障壁主体の障害
    アルブミンなどの比較的分子量の小さな蛋白が主体
    微小変化型ネフローゼ症候群

   SI ≧ 0.2は選択性が低い(低選択性)
    荷電障壁障害とサイズ障壁の障害が合併
    慢性腎症
    巣状糸球体硬化症

   SI ≧ 0.7は無選択性
    重症ネフローゼ症候群
    糖尿病性腎症
    アミロイドーシス
    慢性糸球体腎炎の末期

ということを意味します。
お役に立てば!

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posted by いしたん at 22:44 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月21日

BUN/Cr比

BUN/Cr比は研修医くんでも
きちんと知っておきたい検査値です。

Crは腎機能の評価で最も使用されるものです。
筋肉量が減ってくると参考になりづらいため
eGFRやCCrなんかで補正すると
さらにモニターしやすくなります。

一方でBUNは以下の様な原因でも上昇します。

   腎機能障害
   脱水
   高蛋白食
   発熱
   外傷
   輸血
   消化管出血
   ステロイド療法

このためBUNだけでは腎機能の評価は難しいです。
一方上記のような腎機能障害とは
別の原因でも上昇することを逆手にとって、
BUN/Cre比を使うと他の原因を疑えます。

BUN/Cr比が、、、

   10以上
    蛋白摂取過剰
    消化管出血
    蛋白異化亢進(発熱、熱傷、ステロイド)
    尿路の不完全閉塞
    脱水
    心不全
    飢餓

   10が正常(基準値)

   10未満
    激しい嘔吐、下痢
    極度の低タンパク食
    腎不全を伴う肝不全
    透析後

です。
特に消化管出血ではよく用いられると思います。
参考になれば!

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posted by いしたん at 09:38 | Comment(0) | 腎臓 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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