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2020年05月31日

高血圧 分類

高血圧の分類は疫学調査などから
日進月歩していくべきものだとは思いますが、



高血圧治療ガイドライン2019

ではまた変更が加えられました。

JSHガイドライン2019の分類

 正常血圧
  診察室血圧:sBP<120かつdBP<80
  家庭血圧:sBP<115かつdBP<75
 正常高血圧
  診察室血圧:sBP 120-129かつdBP<80
  家庭血圧:sBP 115-124かつdBP<75
 高血圧
  診察室血圧:sBP 130-139またはdBP 80-89
  家庭血圧:sBP 125-134またはdBP 75-84
 I度高血圧
  診察室血圧:sBP 140-159またはdBP 90-99
  家庭血圧:sBP 135-144またはdBP 85-89
 II度高血圧
  診察室血圧:sBP 160-179またはdBP 100-109
  家庭血圧:sBP 145-159またはdBP 90-99
 III度高血圧
  診察室血圧:sBP ≧ 180またはdBP ≧ 110
  家庭血圧:sBP ≧ 160またはdBP ≧ 100
 孤立性収縮期高血圧
  診察室血圧:sBP ≧ 140かつdBP<90
  家庭血圧:sBP ≧ 135かつdBP<85

ということでどんどんと正常血圧が
下がってきているということがわかります。

そして患者背景で更なるリスク分類が加えられました。

 リスク第一層
  予後影響因子なし
 リスク第二層
  65歳以上、男性、脂質異常症、喫煙のいずれかあり
 リスク第三層
  冠心血管病既往、非弁膜症性心房細動、糖尿病、
  蛋白尿+のCKD、リスク第二層が3項目以上

 まとめると、、、

  高血圧
   リスク第一層:低リスク
   リスク第二層:中リスク
   リスク第三層:高リスク
  I度高血圧
   リスク第一層:低リスク
   リスク第二層:中リスク
   リスク第三層:高リスク
  II度高血圧
   リスク第一層:中リスク
   リスク第二層、第三層:高リスク
  III度高血圧:高リスク

となります。
それぞれで介入の流行も
異なるように設定されています。

日常診療の中で高血圧患者さんは非常に多いので、
どの診療科でもアップデートしておきたいものです。

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posted by いしたん at 06:34 | Comment(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年05月12日

ジギタリス中毒

ジギタリス中毒はジゴキシンを使う上で
とっても注意すべき副作用です。

なんてったってジギタリスは
高齢者での薬物副作用の入院として
ワーファリン、インスリンに次いで多いのです。

ジギタリス中毒が難しいのは
特異的な兆候がなかなかないからです。
ジギタリス製剤を使う時は
常に疑うことが重要です。

 頭痛
 眠気
 全身倦怠感
 悪心、嘔吐
 食思不振
 光視症
 悪夢
 発語障害
 発声障害
 幻視
 暗点
 色視
  黄視:光を見ると黄色〜緑にみえる
 複視
 羞明
 心不全症状
  動悸
  失神

など非特異的なものでも
普段と違う症状が出た時は
まずはジギタリス中毒を検討してください。

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posted by いしたん at 23:26 | Comment(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年03月30日

PERC criteria

PERC criteriaは肺血栓塞栓症の
診断の過程において非常に重要です。

PERCスコアはDダイマー測定など
PEのための検査の必要性を判断するためのものです。

 項目の覚え方のゴロはPERC ABCsです。

 Past history:深部静脈血栓症や肺塞栓の既往
 Estrogen:エストロゲン内服(ピル内服)
 Recent surgery, trauma:4週間以内の手術や外傷
 Clinical features of DVT:片側性の下腿腫脹
 Age:年齢 ≧ 50歳
 Bloody sputum:血痰、喀血
 tachy-Cardia:心拍数 ≧ 100回/分
 s:SpO2<95%
 >>>
 1項目も該当しなければ不要

新型コロナウイルスで忙しいので、
PEではない!とスパッと決着がつけられるのは
非常に重要な知識だと思います。

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posted by いしたん at 18:34 | Comment(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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