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2023年02月04日

ワーファリン ヘパリン置換

ワーファリンをヘパリン置換すべきかは
非常に重要な判断です。

VTE患者におけるワルファリン中止及びヘパリン置換の指針
Michigan Anticoagulation Quality Improvement Initiative(MAQI2). 2014 - 2021.
http://www.maqi2.org

 出血リスク:以下のうち1項目以上満たせば「あり」と判断
  3ヶ月以内の大出血または頭蓋内出血
  血小板異常
  INR延長
  過去のヘパリン置換時出血歴または同様の手技での出血歴

 血栓合併
  低リスク
   1年以上前のVTEの発症
  中間リスク
   3–12ヶ月以内のVTEの発症
   血栓性素因
    プロトロンビン異常症
    FV Leidenヘテロ変異
   再発性VTE
   活動性癌(6ヶ月以内)
  高リスク
   3カ月以内のVTEの発症
   重篤な血栓性素因
    プロテインCまたはS欠乏症
    アンチトロンビン欠損症
    抗リン脂質抗体症候群など

 >>>

 出血リスクなし
  手技の出血リスク軽度/低
   血栓合併リスクに関わらずワルファリン継続
  手技の出血リスク中間/高/不明
   血栓合併低/中リスク→ワルファリン中止、ヘパリン置換なし
   血栓合併高リスク→ワルファリン中止、ヘパリン置換
 出血リスクあり
  手技の出血リスク軽度/低/手技の出血リスク中間/高/不明
   血栓合併低/中リスク→ワルファリン中止、ヘパリン置換なし
   血栓合併高リスク→ワルファリン中止、ヘパリン置換

手術や手技ごとに検討してください。
参考になれば!

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posted by いしたん at 23:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月20日

癌治療関連心筋障害

癌治療関連心筋障害は
がんサバイバーの死因として
非常に重要な疾患です。

抗癌剤使用前に発症リスクを評価し、
癌治療関連心筋障害について
注意深いフォローアップが必要です。

以下がガイドラインなどで
記載されている危険因子です。

 抗悪性腫瘍薬
  高用量アントラサイクリン系
   ドキソルビシン 250 mg/m2以上
   エピルビシン 600 mg/m2以上
  HER2阻害薬
   トラスツズマブ
  VEGFR阻害薬
   パゾパニブ
  BRAF阻害薬
   ダブラフェニブ
  免疫チェックポイント阻害薬
 患者背景
  65歳以上 or 15歳未満
  冠動脈疾患の既往
  慢性心不全、心筋症の既往
  高血圧、糖尿病、喫煙、肥満の2つ以上該当
  アントラサイクリン系の既往 or 同時併用

癌治療関連心筋障害 診断も参考にどうぞ。

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posted by いしたん at 01:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年12月13日

心嚢液

心嚢液の量を心エコーで
推定することは重要です。
J Am Soc Echocardiogr . 2013 Sep;26(9):965-1012.e15.

 trivial:収縮期にのみ(左室後壁側に)echo free spaceが出現
 少量:<10 mm(50–100 mL相当)
 中等量:10–20 mm(100–500 mL相当)
 多量:>20 mm(>500 mL相当)
 超多量:>25 mm
 ※100 mLを超えると全周性に認める

参考になれば!

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posted by いしたん at 23:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | 循環器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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