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2019年07月06日

免疫グロブリン製剤 βDグルカン

免疫グロブリン製剤はβDグルカン上昇の
原因の一つになります。

血漿分画製剤は製造工程で
セルロース系の濾過膜を使用しているため
β-D-グルカン様物質が含まれるからです。

IVIgが必要な方は免疫状態が
低下していることが多いので
日和見感染症の鑑別が必要です。

ということで免疫グロブリン製剤が
原因となることを知っておくことは必須です。

感染症誌 91: 1〜6, 2017によると
グロブリン製剤はβDの含有が少ない順に
 ベニロン:3.5 pg/mL程度
 ヴェノグロブリン:12.1 pg/mL程度
 ガンマガード:15.9 pg/mL程度
 グロベニン:11.1 pg/mL程度
 ポリグロビン:50.6 pg/mL程度(5%製剤)・127 pg/mL程度(10%製剤)
 サングロポール:249.7 pg/mL程度→5 g使うとβD 12 pg/mL程度上がる可能性あり
ということだそうです。

参考になれば!

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posted by いしたん at 22:08 | Comment(0) | 膠原病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年07月02日

血管炎 略語

血管炎の分類・略語について
整理してみましょう。

原発性血管炎(血管炎症候群)は
血管サイズと場所で分類されています。

大型血管
 巨細胞性動脈炎:GCA
 高安動脈炎:TA

中型血管
 結節性多発動脈炎PAN
 川崎病

中〜小型血管
 ANCA関連血管炎
  顕微鏡的多発血管炎:MPA
  多発血管炎性肉芽腫症:GPA
  好酸球性多発血管炎肉芽腫症:EGPA

小型血管
 免疫複合体性血管炎
  抗GBM病(Goodpasture症候群)
  クリオグロブリン血症性血管炎(本態性クリオグロブリン血症)
  IgA血管炎(Henoch-Schonlein紫斑病)
  低補体血症性蕁麻疹様血管炎:HUV

大小不定の血管炎
 Behcet病
 Cogan症候群

Chapel Hill Conference (CHCC) 2012
(Arthritis Rheum. 2013 Jan;65(1):1-11.)も
確認してみてください。

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posted by いしたん at 23:32 | Comment(0) | 膠原病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月15日

成人スチル病診療ガイドライン2017

成人スチル病診療ガイドライン2017が
販売されています。



成人スチル病診療ガイドライン2017年版

成人発症スティル病は発熱や多関節炎、皮疹などの
症状をきたす自己炎症症候群で、
不明熱の鑑別診断に挙がってくるものです。

ついに膠原病などの小難しい疾患も
色々とガイドラインが揃ってきましたね!
AOSD症例に当たったら
一読してみるといいでしょう。

Mod Rheumatol. 2018 Sep;28(5):736-757.に
英語版が論文として出ていますが
どうせ読むなら日本語で読んだら
情報と読み取るのが早いと思います。笑

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posted by いしたん at 22:51 | Comment(0) | 膠原病 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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