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2020年03月11日

甲状腺クリーゼ診療ガイドライン2017

甲状腺クリーゼ診療ガイドライン2017が出ました!

甲状腺クリーゼ 診断基準で診断しても
治療はなかなか難しいということがありました。

甲状腺クリーゼの治療には
ガイドラインはないんだよー。
つい数年前に同僚が嘆いたのを思い出します。
日進月歩ですね。

甲状腺クリーゼの治療について
ガイドラインを読んだあとの自分のメモを
備忘録に記載しておきます。

 補液
 全身冷却(アイスパック)・アセトアミノフェン

 抗甲状腺薬
  チアマゾール
   30 mg/day静注、60 mg/day経口
  プロピルチオウラシル(T4からT3への変換を阻害)
   600 mg/日経口

 ステロイド(T4からT3への変換を阻害)
  ヒドロコルチゾン 100 mg/回静注を8時間おき
  デキサメタゾン 8 mg/日

 無機ヨード(Wolff-Chaikoff効果をねらう)
  KI 200 mg/day(ルゴール10滴8時間毎が250 mg/dayになる)



甲状腺クリーゼ診療ガイドライン2017

原著も確認してください。
救急でいつ出会うかわかりませんから、
備えておきたいものです。

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posted by いしたん at 11:00 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月18日

プランマー病

プランマー病(Plummer病)は
日本でよく使われる病名ですが 
その名前が意味するところは
いろいろ含んでいるので
できるだけ正確な表現を使いたいものです。

自律機能性甲状腺結節
(Autonomously functioning thyroid nodule、AFTN)とか
過機能性甲状腺結節
(Hyperfunctioning thyroid nodule)とか
中毒性多結節性甲状腺腫
(Toxic multinodular goiter、TMNG)とか
機能性結節性甲状腺腫とかです。

文献検索の時にそのペーパーが
何を表現しているのか
きちんと区別するために必要な知識です。

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posted by いしたん at 23:56 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月29日

シーハン症候群

シーハン症候群は出産時の大量出血で起こる
下垂体機能低下症です。

Sheehan症候群の病態は、、、

妊娠中に下垂体前葉が著明に増大する(生理的変化)
出産時に大量出血等でショックとなる
下垂体内の末梢血管が虚脱 or 血管内血栓が生じる
下垂体血管の攣縮と二次的血栓が生じる
出産後下垂体壊死で線維組織に置換される

です。

主に前葉の前下方の壊死が起こります。
その範囲や程度により以下の欠乏が生じます。

 ゴナドトロピン欠乏(LH、FSH)
 ACTH欠乏
 TSH欠乏
 プロラクチン欠乏
 成長ホルモン欠乏

一方後葉機能不全は稀とされています。

というわけで症状も多彩です。

急性期
 強い倦怠感
 授乳の失敗
  乳汁分泌不全が初発症状として多い
 陰毛の脱毛が再生しない
 嘔気・嘔吐

慢性期
 頭がフワフワする
 倦怠感
 授乳の失敗
 永続的無月経
 体毛の減少
 皮膚の乾燥
 性欲消失
 嘔気・嘔吐
 寒さに弱い

なかなか診断が難しいのですが、
上記のような症状があれば
まずは鑑別として挙げることが
第一歩だと思います。

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posted by いしたん at 21:52 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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