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2019年08月22日

SIADH 診断基準

SIADHは色々な呼び名があります。

バソプレシン不適合分泌症候群とか、
ADH不適合分泌症候群とか、
抗利尿ホルモン不適切分泌症候群とか、
バソプレシン分泌過剰症とか
統一してほしいものです。笑

さて、、、

SIADHは低ナトリウム血症の原因として
かなりよく見られる疾患です。
N Engl J Med. 2007 May 17;356(20):2064-72.

ということで研修医くんでも
その診断ができる or 近いところまで
辿り着けることが必要です。

診断基準としては・・・

●バゾプレシン分泌過剰症(SIADH)の診断と治療の手引き(平成22年度改訂)
脱水所見がない
低Na血症<135 mEq/L
血漿バゾプレシン値・ADHが抑制不十分
血漿浸透圧<280 mOsm/kg
尿浸透圧上昇>300 mOsm/kg
尿中Na ≧ 20 mEq/L
血清Cr ≦ 1.2 mg/dL
早朝空腹時コルチゾール6 μg/dL以上
>>>
全てを満たしたら診断

となっています。
お役に立てば幸いです!

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posted by いしたん at 22:12 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月20日

リフィーディング症候群 リスク因子

リフィーディング症候群は発症してしまうと
多臓器不全から死亡に至る
とても恐ろしい疾患なので
リスク因子をしっかりと理解して
予防に努めることが非常に重要です。

リスクファクターとしては以下です。

栄養不良
 マラスムス
 クワシオルコル
神経性食欲不振症
アルコール依存症
担癌患者
術後患者
 blind-loop症候群
 短腸症候群
低栄養の高齢者
長期間の飢餓、断食
炎症性腸疾患
慢性膵炎
吸収不良症候群
糖尿病性ケトアシドーシス

特に高リスク患者さんは
英国のNICE診療ガイドライン(PMID: 21309138)によると、、、
 
  以下の1項目該当する場合
   痩せ:BMI 16 kg/m2未満
   体重減少:3-6ヵ月で15%減少
   絶食:10日間
   低カリウム血症、低リン血症、低マグネシウム血症

  以下の2項目該当する場合
   痩せ:BMI 18.5 kg/m2未満
   体重減少:3-6ヵ月で10%減少
   絶食:5日間以上の絶食
   アルコール依存症の既往、インスリン・抗腫瘍薬・下痢・利尿薬の使用

です。

栄養状態が悪そうな方は
栄養療法開始前に必ずリスクを評価してください!

リフィーディング症候群 症状も参考にどうぞ。

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posted by いしたん at 22:31 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月11日

褐色細胞腫 診断基準

褐色細胞腫の診断基準です。

褐色細胞腫診療指針2012では、、、

 必須項目
  副腎髄質 or 傍神経節組織由来を示す腫瘍
 副項目
  1. 褐色細胞腫の病理所見
   腫瘍組織の大部分がクロモグラニンA陽性
  2. 検査所見
   尿中アドレナリン or ノルアドレナリン高値
   尿中メタネフリン or ノルメタネフリン高値
   クロニジン試験陽性
   >>>1つ以上を満たせば陽性とする
  3. 画像所見
   123I-MIBGシンチで腫瘍に取り込み
   MRIのT2強調画像で高信号
 >>>
 確実例
  必須項目 + 副項目1
  必須項目 + 副項目2・3
 ほぼ確実例
  必須項目 + 副項目2の尿中メタネフリン or ノルメタネフリン高値
 疑い例
  必須項目 + 副項目2の尿中アドレナリン or ノルアドレナリン高値もしくはクロニジン試験陽性
  必須項目 + 副項目3

となっています。



褐色細胞腫・パラガングリオーマ診療ガイドライン2018

も参考にして下さい。(・▽・)b

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posted by いしたん at 21:24 | Comment(0) | 内分泌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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