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2021年01月12日

伝染性単核球症

伝染性単核球症(IM)は
狭義にはEBウイルスの初感染でおこる疾患です。

彼氏ができてキスをして感染するといった
病歴が多いのでkissing diseaseとも言われています。
恋愛関連を根掘り葉掘り問診するのは
とてもやりづらいですが、
診断の上で重要なポイントです。



聞かれたら可哀想だからといって
「問診しません」と仕事を拒否した
研修医くんに猛烈に伝えたい!!

■小児伝染性単核球症の診断基準
臨床所見:以下のうち3項目以上を満たす
 発熱
 扁桃・咽頭炎
 頸部リンパ節腫脹
 肝腫大
 脾腫
検査成績
 末梢血リンパ球≧50% or ≧5000 /μL
 かつ
  異型リンパ球≧10% or ≧1000 /μL
  or
  CD8+HLA-DR+ Tリンパ球≧10% or ≧1000 /μL
血清学的所見:急性期にEBNA抗体陰性で以下のうち1項目以上を満たす
 VCA-lgM陽性(10倍以上):幼児期の陽性率は低い
 VCA-lgG:ペア血清で4倍以上の上昇 or 640倍以上
 EA-lgG:陽性(急性期〜早期回復期に一過性に陽性になる)
 病初期からVCA-lgG陽性で後にEBNA抗体が陽転

ということで診断基準は
EBVをメインに据えたものになっています。
研修医くんでも少なくとも
これは覚えておきたいものです。

あとはEBV以外にも
CMV、HIV、HHV-6、HHV-7などで
単核球症様症候群をきたすことがあります。
ですからIMを疑ったらEBV以外にも
検査を出しておきましょう。

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posted by いしたん at 22:07 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年01月10日

コッホ現象

コッホ現象は予防接種のBCG接種の
知っておくべき副反応です。

BCG接種後1週間以内の接種部位の局所反応です。
程度を分類するためのgrade分類が提案されています。

 grade 1:針痕部の発赤のみ
 grade 2:針痕部の発赤+刺入部周辺の健常皮膚の発赤
 grade 3:針痕部の硬結(1箇所以上)
 grade 4:針痕部の化膿疹(1箇所以上)
 grade 5:針痕部の浸出液漏出 or 痂皮形成(1-9箇所)
 grade 6:針痕部の浸出液漏出 and/or 痂皮形成(10箇所以上)

grade 3以上は診断の参考にもなります。
非特異的発赤であれば
数日以内に反応が減弱するので、
経過を見ていくことも診断にとって
重要な一つの技術です。

コッホ現象かと思われたら丁寧な問診と
ツベルクリン反応をみて
結核感染歴について決着をつけることになります。

https://jata.or.jp/rit/rj/bcg_nagai_21.12.18.pdf

結核予防会のサイトが写真などもあり、
とてもよくまとまっていると思います。
参考にどうぞ!

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posted by いしたん at 21:38 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月29日

麻疹 症状

麻疹の症状とその経過は知っておきたいものです。

麻疹 流行で記載した通り、
輸入感染症として時折みられる疾患だからです。

潜伏期間:10-12日間が多い(6日間〜最大21日間)

カタル期:2-4日間
 上気道症状(咽頭痛・鼻汁・咳・眼瞼結膜の充血・眼脂)
 発熱
 下痢



カタル期後期にKoplik斑が出現
 口腔内頬部粘膜に1-3 mm大の白斑が多数
 麻疹に特異的な所見
 皮疹出現前に診断するには重要な所見



発疹期:4-5日間
 全身発疹
  鮮紅色小丘疹・密度が高い・癒合
  耳後部から始まり顔面・頚部・体幹・四肢の順に下降性に全身に広がる
   ※手掌や足底には皮疹は出現しない
  通常は皮疹出現後48時間程度で改善傾向となる
 発熱(つまり二峰性発熱の後半に発疹)



回復期
 皮膚
  徐々に暗赤色になり4-7日で褪色
  褐色の色素沈着を残す
  米糠様の落屑を見ることが多い

※ワクチン接種者は修飾麻疹に
 高熱がない
 発熱期間が短い
 カタル症状がない
 発疹がない〜軽度

という経過です♪
参考になれば。

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タグ:麻疹 症状 発疹
posted by いしたん at 14:02 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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