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2020年09月27日

小児 問診

小児への問診の注意点です。

小児は以下のような特徴があります。

幼児:痛いなど簡単な意思表示ができる
5歳以上:状況を説明できる
学童:因果関係も説明できる
12歳以降:むしろ伝えないことがある

年齢(発達段階)に応じた聞き取りをしましょう。

またきちんと伝えられないからこそ
行動観察が重要です。

 睡眠
 食欲
 活動
 FALACCスケール
  Face:表情
  Legs:下肢の動き
  Activity:動作
  Cry:啼泣
  Consolability:あやしやすさ

これを親から聞き取るようにしましょう。

さらに親への問診の指導も重要です。
子どもから事情を聞くときに
OPQRSTを意識して
聞き取ってくださいということは
最低限お伝えしておくといいと思います。

小児科のローテーションのお役に立てば。

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posted by いしたん at 04:51 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月23日

新生児 ビタミンK

新生児にはビタミンKの投与を
間違いなく行いましょう。
乳児ビタミンK欠乏性出血症を
予防するためです。

日本小児科学会ガイドラインに
具体的な手順が記載されています。

 合併症のない正期産新生児への予防投与
  第1回目:出生後数回の哺乳後経口摂取確立を確認後
   ビタミンK2シロップ1 mL(2 mg)を経口的に1回投与
    ビタミンK2シロップは高浸透圧なので滅菌水で10倍に薄めて投与も可
  第2回目:生後1週 or 産科退院時のいずれかの早い時期
   ビタミンK2シロップを前回と同様に投与
  第3回目:1か月健診時
   ビタミンK2シロップを前回と同様に投与
  以降出生後3か月までビタミンK2シロップを週1回投与
   3回投与では乳児ビタミンK欠乏性出血症の報告あるため
   ※1か月健診の時点で人工栄養が半分以上なら以降は中止可

  母乳栄養なら母親にビタミンKを豊富に含有する
  食品(納豆、緑葉野菜など)摂取を励行

母乳が子育てには最も良いですが
ミルクに劣る点があるとすればビタミンKです。

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posted by いしたん at 23:51 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年08月16日

小児気管支喘息 治療

小児気管支喘息の治療です。
安静時の治療、つまり長期管理については
小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017を
参考にされるといいと思います。

5歳以下の場合を以下に記載します。

 治療ステップ1
  基本治療
   発作の強度に応じた薬物療法
  追加治療(下記いずれかを使用)
   ロイコトリエン受容体拮抗薬
   クロモグリク酸Na
 治療ステップ2
  基本治療(下記いずれかを使用)
   ロイコトリエン受容体拮抗薬
   低用量ICS
    フルチカゾン -100 μg/日
    べクロメタゾン -100 μg/日
    シクレソニド -100 μg/日
    ブデゾニド -200 μg/日
    ブデゾニド吸入懸濁液 -250 μg/日
   クロモグリク酸Na
  追加治療
   上記治療を2-3つ使用
 治療ステップ3
  基本治療
   中用量ICS
    フルチカゾン -200 μg/日
    べクロメタゾン -200 μg/日
    シクレソニド -200 μg/日
    ブデゾニド -400 μg/日
    ブデゾニド吸入懸濁液 -500 μg/日
  追加治療
   ロイコトリエン受容体拮抗薬を併用
 治療ステップ4
  基本治療
   高用量ICS
    フルチカゾン -400 μg/日
    べクロメタゾン -400 μg/日
    シクレソニド -400 μg/日
    ブデゾニド -800 μg/日
    ブデゾニド吸入懸濁液 -1000 μg/日
   ロイコトリエン受容体拮抗薬併用も可
  追加治療(以下を考慮)
   高用量ICS+β2刺激薬(貼付)
   ICSのさらなる増量
   全身性ステロイド薬

 ※短期追加治療
  貼付薬 or 経口薬のβ2刺激薬(数日から2週間以内)

 >>>

 まずは基本治療を行う
 コントロール状態が改善したものの十分ではないときに追加治療を1ヶ月以上使う
 それでも十分ではないときはステップアップ

 感冒や季節性の変化などで一過性のコントロール悪化の際に短期追加治療を行う
 コントロール状態が改善したら中止、2週間後も改善不十分ならステップアップ

吸入ステロイドの量を入れ込んでいます。

小児は年齢によって全然違いますので、
全てを頭に叩き込んでいる
小児科のDrはやっぱりすごいですね。



小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2017《2019年改訂版》

いしたんは自分の親類のために掻い摘んでいますが、
6-15歳の治療なども確認したい場合は、
ガイドラインの原文も読んでみましょう!
レッツトライ!

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posted by いしたん at 12:19 | Comment(0) | 小児科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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