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2019年11月07日

肉芽腫

肉芽腫とはマクロファージが
異物を取り込んでも
消化処理できない場合に
異物を隔離する目的で形成される
バリケードみたいなものです。

肉芽腫を作りうる原因としては
以下のような疾患が知られています。

感染性
 細菌
  細菌の中で肉芽腫を形成する菌としない菌との違いが何かは不明
  結核菌
  非結核性抗酸菌
  アクネ菌
   J Pathol. 2005 Aug;206(4):486-92.
   Am J Respir Cell Mol Biol. 2017 Jan;56(1):121-130.
  ハンセン病
  梅毒ゴム腫
 真菌
  ヒストプラズマ症
  クリプトコッカス症
  コクシジオイデス症
  スポロトリコーシス
 寄生虫
  住血吸虫症
  イヌ糸状虫症
 原虫
  トキソプラズマ症
  リーシュマニア症
非感染性
 無機粒子
  珪肺症
  ベリリウム症
  ジルコニウム症
 異物
  タルク
  シリコン
  縫合糸
 免疫学的機序
  サルコイドーシス
  壊死性サルコイドーシス
  過敏性肺炎
  クローン病
  原発性胆汁性胆管炎
  血管炎
   多発血管炎性肉芽腫症
   好酸球性肉芽腫性多発血管炎
   巨細胞性動脈炎
   肺リンパ腫様肉芽腫症
  ランゲルハンス細胞組織球症
  悪性腫瘍
   サルコイド反応
 気管支中心性肉芽腫症
 薬剤性
 免疫再構築症候群
 原発性免疫不全症

多岐にわたるので鑑別は大変です。

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posted by いしたん at 18:27 | Comment(0) | 病理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月13日

病理医

病理医の仕事は組織を見て判断することですが、
生検、切除組織だけを見るわけではないのです。
剖検など解剖も重要な仕事の一つです。

そんなヒトの死体を相手にすることもある病理の先生と、
基礎研究者の先生と一緒に仕事をすることがありました。

マウスを解剖することになったのですが、
その時に病理のドクターがこう言いました。

「あー、可愛そう。何だか怖いですねー。
 お肉とか食べられなくなりそうです。」

基礎研究者の先生と自分と
一緒にいた研修医くんは思わず
病理のドクターを見てしまいました。

『え?ヒトを切っているのにですか?』

「あの時は"仕事"なのでそんなことを
 思っている暇もないのかもしれませんね。
 そしてもう亡くなっている人ですから
 生きていないとわかっているので
 少し感覚が違うと思います。」

『な、なるほど。意外でした。』

「私たちは別に"怖い人"じゃないです。
 仕事でやってるだけなんですよー。」

病理の先生は変わっている人が多いと
言われることが多いですが、
普通の感覚もちゃんと持っているのです。

↑当たり前か。笑

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posted by いしたん at 23:53 | Comment(0) | 病理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月17日

CPCレポート

CPCレポートは研修医にとって
かなり勉強になる良い機会ですね。

CPCとはClinico-Pathological Conferenceの略で
臨床医の情報と病理医の情報を
すりあわせて真実を探る場です。

自分は研修医の頃に
CPCレポートを行いました。

目的がわからないという研修医がいます。
アホな指導医にはCPCをしとかないと
研修病院の指定が受けられないから
テキトーにやっとけば良いよとか
言う人もいますがそんなことではないです。

おっと、愚痴はやめましょうね^^;

目的は死亡に至るまでの
フローチャートを書き上げることです。
これを血液検査や画像所見、
病理所見などから検証することです。

死の定義が呼吸の停止と心拍の停止だから
死亡の一つ前のステップは間違いなく
心不全と呼吸不全なはずです。

ただし、医療機器が発達した現代では
心不全や呼吸不全の単独の臓器不全で
死亡することは稀でしょう。
ということで、死亡の一歩手前は
多臓器不全、MOFです。

MOFの一歩手前に心不全とか
呼吸不全など単一臓器の病変が
あっても良いでしょう。

その一歩手前は何か
その前は?
どこの段階で基礎疾患と
繋がるのか?

そのつながりは妥当なのか。
これを考え、調べ、検証していくのです。
正しいとするか誤りとするかは
頻度、病態、客観的事実から判断します。

ここまでくると勘のいい方は気がつくでしょう。
そう、これはまさに
死亡診断書を書く過程ですね。

論文も沢山読むでしょう。
洋書を沢山めくるでしょう。
CPCの経験は病態を考察する習慣をつける
かけがえのない経験です。

しっかりやりましょう。

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posted by いしたん at 00:36 | Comment(0) | TrackBack(0) | 病理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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