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2021年05月17日

硬膜外膿瘍

硬膜外膿瘍は中々診断が
難しい疾患の一つです。

発熱
咳・くしゃみで増強する背部痛、腰痛

といった初期症状は非特異的だからです。

下肢脱力(対麻痺)
知覚障害
排尿障害

といった神経脱落症状が出てきて
初めて疑われることが多いと思います。

脊椎MRIでは、、、

 T1強調像:低〜等信号
  造影すると被膜様に濃染され内部に液体貯留あり
 T2強調像:均一な高信号
 拡散強調像:高信号

といった所見があります。

完全麻痺になって数日経過していたら
麻痺の改善は絶望的とされているので、
診断したらすぐに手術のための紹介をしましょう!

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posted by いしたん at 23:59 | Comment(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2021年03月09日

脊髄損傷 症状

脊髄損傷は交通事故(最多)や
転落(2番目に多い)、スポーツ外傷(5%)
軽微な外傷(高齢者に多い)などが原因で
発生する重篤な疾患です。

急性期(受傷後8時間以内)には
以下のような症状を呈します。

運動麻痺
 弛緩性麻痺
知覚麻痺
 感覚脱失
自律神経障害
 尿閉
 血圧低下(血液分布異常性ショック):上位胸椎以上
 徐脈

その後以下のような兆候がはっきりしてきます。

麻痺性イレウス、急性胃拡張、消化性潰瘍、膵炎、宿便など
呼吸障害
排尿障害
褥瘡
その他
 過高熱、低体温
 異所性骨化
 拘縮、痙縮
 遅発性脊柱変形
 外傷性脊髄空洞症

重要なのは身体所見で、
これにより脊髄損傷の高位の決定、
横断位の決定など神経学的診断を下します。

また損傷した脊髄の部位ごとの
神経学的所見を書いていこうと思いますが、
ひとまず脊髄ショックが起こることと
身体所見が重要であることから覚えておいてください。

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posted by いしたん at 22:15 | Comment(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年12月06日

末梢神経損傷

末梢神経損傷は以下のような原因により
末梢神経が傷ついた状態です。

 開放性損傷
  切創
   刃物、ガラスなど
  射創
   銃弾
 閉鎖性損傷
  圧迫
   骨折、脱臼
   腕枕
   ガングリオンなどの良性腫瘍
   動脈瘤
  牽引
   転倒事故
  虚血
   コンパートメント症候群
   整形外科手術による止血帯が長すぎる
  物理化学的組織損傷
   注射薬の神経への誤注
   凍傷
   電撃傷
   放射線治療後(数年を経て発症)
  など

また病態から
一過性神経伝導障害、
軸索断裂、
神経断裂、
と分類されます。

それぞれの種類で全く予後が異なりますので、
外傷患者さんがきて神経障害を疑う場合は、
きちんと評価したいものです。

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posted by いしたん at 10:57 | Comment(0) | 整形外科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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