お買い得アイテムが大集合!買うならやっぱり楽天市場

2022年03月24日

胎児水腫

胎児水腫の可能性が指摘されました。

妊婦の患者さんがおっしゃいました。
恥ずかしながらいしたんは
勉強不足だったので調べてみました。

胎児水腫の原因は非常に多岐に渡る様です。
免疫性と非免疫性と分けることが多い様ですが
非免疫性という中に非常に沢山の疾患が含まれるようです。

貧血
 母児間血液型不適合妊娠
 母児間輸血症候群
 パルボウイルスB19感染
 αサラセミア
心臓関連
 左心低形成症候群
 心内膜線維弾性症
 エプスタイン奇形
 卵円孔早期閉鎖
 不整脈(頻拍 or 徐脈)
  心房粗動
  上室性頻拍
  完全房室ブロック
 心臓腫瘍
 心筋炎
胸腔内占拠病変
 先天性肺嚢胞腺腫様奇形
 先天性横隔膜ヘルニア
 肺分画症
 胸腔内腫瘍
腹部病変
 胎便性腹膜炎
 肝血管腫
 副腎腫瘍
感染症
 パルボウイルスB19
 梅毒
 トキソプラズマ
 サイトメガロウイルス
染色体異常
 21トリソミー(ダウン症)
 18トリソミー
 13トリソミー
 ターナー症候群
リンパ還流障害
 乳糜胸
 頚部リンパ嚢腫
 嚢状リンパ管腫
 ヌーナン症候群
 ターナー症候群
 リンパ管拡張症
泌尿生殖器
 総排泄腔奇形
 先天性ネフローゼ
 腎静脈血栓症
血管系
 双胎間輸血症候群の受血児
 無心体双胎
 肝血管腫
 大きな動静脈奇形
 下大静脈血栓
血液系
 一過性骨髄異常増殖症
 先天性白血病
 カサバッハ・メリット症候群
 赤血球酵素異常
  G6PD欠損症
  など
代謝異常
 ライソゾーム病
 糖原病
 赤血球酵素異常
その他
 仙尾部奇形種
 胎盤腫瘍
 骨系統疾患
 母体インドメタシン投与
 神経筋疾患
 家族性血球貪食症候群
 特発性

うーむ。。。
かなりの原因を精査していく必要がありますね。
具体的にどういう手順でやっていくのかは
まだ勉強が足りません。。。

お役に立てば。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 22:50 | Comment(0) | 産婦人科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月22日

肺高血圧症 妊娠 出産

肺高血圧症を合併した妊娠、出産は
禁忌だと言われています。

その理由は自然経過として
妊娠経過が進めば進むほど
循環血漿量が増加するためです。
Hb、Ht、血清Alb、Cr、尿酸、BUNが低下すると
国試で覚えたと思います。
このため肺動脈圧が
どんどん上昇してしまいます。

それだけでも妊娠経過中に
ハラハラするところですが、
最も恐ろしいのは分娩後数日間です。

妊娠子宮による大血管の圧迫解除や
子宮復古により静脈灌流量が増大して
肺高血圧が著明に増悪します。
このため心停止や不整脈が生じ死亡に至ります。
Obstet Gynecol. 2017 Mar;129(3):511-520.

死亡率は25–56%と推定されることもあります。
Obstet Gynecol. 2019 Nov;134(5):974-987.

肺高血圧症合併妊婦がどう危ないのか
全然知らないというドクターも多いですから、
まずはそれだけ危ないということを
知っておいてください。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村
posted by いしたん at 19:30 | Comment(0) | 産婦人科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年02月17日

妊婦 新型コロナワクチン

妊婦に対する新型コロナワクチンの影響について
スコットランドで大規模に調べて
エジンバラ大学のグループが報告してくれました。
Nat Med . 2022 Jan 13. doi: 10.1038/s41591-021-01666-2.

国内の妊娠女性のコホート研究(COPS)と
ワクチン接種記録とCOVID-19診断情報を
組み合わせて解析されています。

具体的には2020年3月から2021年10月31日までの
約13万1千人の妊婦(約14万4500件の妊娠)が対象です。

妊婦のワクチン接種率は同年代と比べ低く
1回目が48%、2回目が46%、ブースターが5%でした。
ワクチンの種類としては約8割がファイザー、
12%がモデルナ、8%がアストラゼネカでした。

2020年12月以降で87694人の妊娠女性のうち
SARS-CoV-2感染は4950件でした。
そのうち823件が入院、103件が集中治療を要しました。

ワクチン未接種妊婦の入院率が19.5%で、
2回接種済妊婦での入院率は5.1%でした。

ワクチン未接種妊婦の集中治療が2.7%で、
2回接種済妊婦の集中治療は0.2%でした。

非感染妊婦での早産率が7.9%であった一方、
COVID-19妊婦の感染28日以内の早産率は16.6%と
非常に高いものでした。

2364例の出産のうち、死産が11例、新生児死亡が8例で
周産期死亡児19例の母親は全員ワクチン未接種でした。

一方ワクチン接種例の感染妊婦では
早産や新生児死亡の割合は非感染妊婦と同等でした。

やっぱ、ワクチンって有用ですね。

国レベルでの大規模な報告でも、
妊娠女性においてワクチンの
感染予防効果と重症化予防効果、
周産期合併症の予防効果が確認されたのは、
非常に大きいと思います。

よろしければ応援クリックお願いします!
にほんブログ村 病気ブログ 医者・医師へ
にほんブログ村

posted by いしたん at 22:46 | Comment(0) | 産婦人科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
SEO対策テンプレート
医師の気持ち