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2019年11月15日

アドヒアランス 不良 原因

アドヒアランスが不良な方は
一定数いらっしゃると思います。

原因となるものを知れば
何か対応が見つかるかも知れません。

■アドヒアランス不良の原因
●患者側の要因
 心理的要因
  疾病の否認
  不快な服薬体験(例:ステロイドでMoon faceの写真をみて嫌になる)
  医療不信
  服薬放棄(依存への心配など)
  独自の健康法や人生観
  宗教上の教え
  サボり癖
 非心理的要因
  多忙
  不規則な生活状況
  自動車の運転が必須
  経済的な負担
 疾病や薬物療法への理解不十分
  病識や病感の欠如
  情報収集の不足
  偏り
  理解力や知的機能に問題がある
 精神症状による要因
  薬に対する妄想がある(統合失調症)
  治療に対する意欲や関心が失われている(統合失調症、うつ病)
●周囲の要因(環境)
 家族などの患者の周囲のサポートがない(薬物治療に否定的、懐疑的)
 ソーシャルサポートの不足
 医療機関が不便なところにある
●薬剤や処方の要因
 薬剤の形状、味、臭いなどが不快
 服薬量、服薬回数が多い
 多剤併用
 薬物の効果不十分
 効果発現が遅い
 副作用が強い
●医療者側の要因
 服薬の必要性、薬物の効果や副作用、治療の見通し予測などを明快に説明せず(インフォームド・コンセント不足)
 薬物治療に対する知識や自信がない
 アドヒアランスの把握不足
 患者の感情面、生活の質に無関心

上島国利ら:薬物アドヒアランス
精神経誌 107(7):696-703,2005を
参照にしています。

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posted by いしたん at 22:22 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月23日

ヘモクロマトーシス

ヘモクロマトーシスとは
様々な臓器に鉄が沈着して
活性酸素の産生により臓器障害が出現する状態です。

ヘモジデローシスという
似たような言葉がありますが
これは最近は使われなくなっているようです。

違いはヘモクロマトーシスは
実質細胞に鉄が沈着する状態で、
ヘモジデローシスは網内系に
鉄が沈着する状態です。

どちらの細胞に最初に沈着するにしても
結果的には両方の細胞に鉄が沈着し
同じような症状が出現するようです。

ですから最近は鉄過剰症により
臓器障害が出現した状態を
ヘモクロマトーシスと
まとめて表現されるようになっています。

ヘモジデローシスという言葉は
あまり使われなくなってきています。

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posted by いしたん at 23:43 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月15日

リフィーディング症候群 症状

リフィーディング症候群とは
低栄養状態の患者さんに
過度な栄養療法が施行された場合に
発生する疾患です。

具体的な病態は以下のようなものだそうです。

まずは低栄養状態によって
代謝酵素の合成が抑制されている状態です。
そこに栄養開始により
代謝酵素を合成する方向へ動きます。

つまり酵素の合成に必要なエネルギーを得るため
糖代謝が活発に起こるそうです。

つまり、、、

糖代謝でATPが産生されるため
Pが細胞内へ移動することで低リン血症になります。
低P血症が病態の主因だそうです。

他にも低カリウム血症、低マグネシウム血症、
低ナトリウム血症、ビタミンB1欠乏なども
リフィーディング症候群の病態です。

つまり一気に電解質関連が狂って
全身に色々な症状が出てきます!
これはやべー!!と研修医くんにも
きっと伝わると思います。

具体的な症状や検査値異常としては、、、

 低リン血症
  心血管系
   心不全
   不整脈
   低血圧
   心筋症
  腎臓
   急性尿細管壊死
   代謝性アシドーシス
  骨格筋
   横紋筋融解症
   脱力
   筋肉痛
   呼吸筋麻痺
  神経系
   せん妄
   脱力
   筋肉痛
   呼吸筋麻痺
  神経系
   せん妄
   昏睡
   痙攣
   テタニー
  内分泌系
   高血糖
   インスリン抵抗性
   骨軟化症
  血液系
   溶血
   血小板減少
   好中球機能異常

 低カリウム血症
  心血管系
   低血圧
   心室性不整脈
   心停止
  呼吸器
   低換気
   呼吸窮迫
   呼吸不全
  骨格筋
   脱力
   疲労
   筋痙攣
  消化器
   下痢
   嘔吐
   食欲不振
   麻痺性イレウス
   便秘
  代謝
   代謝性アルカローシス


 低マグネシウム血症
  心血管系
   発作性頻拍性不整脈
  呼吸器
   低換気
   呼吸窮迫
   呼吸不全
  骨格筋
   脱力
   疲労
   クランプ
  神経系
   失調
   めまい
   感覚低下
   幻覚
   抑うつ
   痙攣
  その他
   貧血
   低カルシウム血症


 低ナトリウム血症
  心血管系
   心不全
   不整脈
  呼吸器
   呼吸不全
   肺水腫
  腎臓
   腎不全
  骨格筋
   脱力
   疲労
   クランプ
   筋腫脹


 ビタミンB1欠乏
  神経系
   ウェルニッケコルサコフ症候群
  心血管系
   鬱血性心不全
   脚気心
   乳酸アシドーシス
  骨格筋
   脱力


本当に色々起こって
そして死亡する疾患です。
予防がいかに大事かが分かると思います。

高カロリー輸液を行うときは
くれぐれもご注意ください!

BMJ. 2008 Jun 28;336(7659):1495-8.
が良い論文だと思います!

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posted by いしたん at 23:54 | Comment(0) | 内科 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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